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28:女子って分からない ページ28

気付いたら青子ちゃんが居なくて……


「ちょっと黒羽君、
青子の気持ちも考えてあげてよ」

と恵子ちゃんとその友達数人


(黒羽君って人気なんだなぁ…
なんだかんだいってクラスの子達半分は此処にいる気がする)
ぼーっとその光景をみながら感心する

「なんだよ、青子の気持ちって…
俺だって驚いたよ
青子が病人のことこんな心配してないなんて」


「ぇ…いやいや病人って大袈裟な
それに心配もしてくれたし」
(それは言い過ぎでしょ)


「バーロ、病人だろうが
人の目の前で倒れたし」


そんなことを言い合ってたら
負のオーラを感じてみれば残された彼女達がこちらをジトーってみてて…


「はぁ…とりあえず私達戻るね?」

そういうとぞろぞろ出て行った彼女達…

(うわ…私やらかしたかなぁ…
さっきの気ぃ使ったほうがよかったのかなぁ

そんなこんなでまた彼と二人っきりだし…
この空気で二人にさせないでよ)



「はぁ…マジでなんなんだよアイツら」
と苛立ってる


「何で君まで怒ってるの苦笑」

「何って、普通怒るだろうが!
病人の心配してないなんて…

あまり話さないとはいえクラスメイトのことはあんまり心配してないくせに、
快斗快斗って」


「…あはは、そりゃ君は結構人気者だし…

それに黒羽君が他の子と一緒に居ることが不安なんだよ彼女は」


厳密にいえば彼女達かもしれない


「はぁ?何でだよ」


「それは……自分で考えなよー苦笑」
(彼って思いの外、鈍感なんだなぁ苦笑)


「訳わかんねーし……
何で幼馴染みだからって過保護過ぎるだろうが」
(いやいやそうじゃないから)


(まぁ、いいや…
彼が自分で気付いてもらわないと

私が今答えを言わない方がいいよね
青子ちゃんだって自分で言いたいだろうし)



……



向こうも私も考え事をしていたためか
沈黙ができて……

若干、気まずい雰囲気になった


そんな沈黙を彼が破った
「お前さぁ…もう家帰って休めば?」



Kaito side


案外、彼女の正体を暴くのは簡単だった

彼女のパニクった感じとかも新鮮でまた知らない一面もみえてなぜか知れて嬉しいと思った

元々彼女は学校ではクールであまり人と話さない
し、人も寄り付けない

でも素は学校の大彌Aじゃない、
マジックをするRUI…

いや……マジックをしてないときの
付き人と話すときのかな

俺が付き人に成りすましたとき、
あの時の弱音や普段人にはみせないだろうあの屈託のない笑顔とあのしぐさがずっと頭から離れなかった

29:オメーのことが心配なんだ→←27:彼は人気者



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

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