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11:正式にライバルと…2 ページ11

「…貴方と以前どこかで会いましたか?」


不意に聞かれて正直焦る
「どうされたんですか、急に…
ウエイトレスさんには先程会いましたよ?」


「苦笑…はい、その時も目の前で顔をみて
何処かで見たことある気がしたので何処でしたか?」


「何処かで会った断定なんですね…苦笑
何処でしょう…心当たり無いですが」
(なっ、口が裂けても言わないよ)


向こうはめっちゃくちゃ真剣にこっちをみてくるから正直焦ったけどポーカーフェイスで
何とかしのいだ


…つもりだったのだが、
何故か此方に歩いて来きた
(ひ、非常に焦るんだけど…)


「……ぁ、18時30分…」と咄嗟に呟く


向こうの動きが一瞬止まったのを見計らい、
素早く立ち上がる

「そろそろ行かないと…
君と誤解されてしまいます…
特にあの少年に…苦笑」


「あの少年とは?」


「メガネかけた蝶ネクタイしてる男の子ですね……」
なんとなくそう思ったのだか


「…また名探偵か…」
(おっと、少々素になってますけど)


「……名探偵?……彼が?」
(あの男の子が?)


「そう、彼が私の宿敵です」


「白馬さんではなくて?」(クラス同じの)


「はい、一番注意すべき人です」


「…それでは私も注意しないと…」


「…?何故ですか?」心底不思議そうに聞く


(おっと…まさか女だってバレないようにっていう本音をいうわけにはいかない)


「…そんな目敏い子いるならより注意しておかないとこちらの職業、落ち目になるでしょう?」


「そうですか…それよりも先に私が貴方を…」
そういって距離を詰められた

思いの外、距離が近くて…

「……なんですか?
…からかうのがお好きなのですね、君は」
(し、しまった…逃げそびれた)


「貴方の正体を暴いてみせましょう」


「はぁ…勝手にしてください…」
とにかく私はこの場から立ち去りたい
目をそらした

「それはそうと…貴方は私のこと前から知ってたのですか?」


「どういう意味ですか?」


「私のこと知っていて話しているから…さっきホールとでは全然違う」


「…それは…っ…」
(いやいや近いって)
目の前で私の顔をのぞきこむ


「…はぁ…何かあるんですか?
こんなに僕に近づ…もしかして男性がお好みですか?笑」


そんな皮肉は通用しなくて…

「…やはり貴方は私のことなにか知っていますね?」
そういって真顔で顔を遠ざけた


「私は何も知りませんよ?…ではお先に」
(これを機に逃げなければ…)


こうして部屋からやっとのことで出れた

12:いよいよ開幕!!magicshow→←10:正式にライバルと…



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設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

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