2:何気ない日常 ページ2
…
Kaito side
「ねぇ、快斗!昨日のみたぁ?
快斗もマジックやるからみたでしょ?」
と警部の父をもつ中森青子がいった
「朝から元気だなぁ、ったく」
「ちょっと、聞いてるのぉ?」
「あぁ、きーてるよー」
って素っ気なく言う俺は黒羽快斗、世界的有名なマジシャンだった黒羽盗一の息子だ
「何よ、最近キッドより人気あるからってもうキッドファンなんだから。
今はキッドよりも人気があるって話よ?
大体キッドは泥棒だよ!何であんなやつ…」
「あぁ分かった、分かったって」
なんていろいろ言われっぱなしだが、実はこれでも月下の奇術師、怪盗キッド二代目で、キッド張本人である
「ねぇ、青子、RUI様の記者会見のやつみた?彼の動画もう上がってるよ!」
「けっ、なにがRUI様だ」
『ちょっと!!黙ってて!聞こえないでしょ』
二人が声を揃えていうので、快斗は顔をしかめた
スマホを見たらニュースの特集に記者会見が映っていた
「ところでRUIさん、怪盗キッドはご存知ですよね?
怪盗キッドのマジック等についてどう思いますか?」
(けっ、勝手に人を使いやがって…どうせろくでもない批判とか言われるんだろ)
「はぁ、そうですね…
彼の怪盗という犯行についてはよくわかりません…
ですが彼の腕は申し分ないと私も思います」
(!!)
「そうですか、同じマジシャン同士、良いライバルになれそうですか?」
「…そうですね、彼のマジックとても個性的なものが多いですが、本質的なところはしっかりしていていいと思います。
私の職業上、彼のマジックの裏、つまりタネが分かるものもありますが、分からないものもより多いため、ひとりのファンとして、とても楽しませてもらってます。
彼のものを私が楽しんでいるように彼も観てくれたりしたら良いと考えたりもしますね」
「ファンですか?!同じようなマジシャン同士、敵対したり挑戦的なことはしないということですか!?」
「敵対ですか?恐れ多い笑…平和主義ですから、お互い同じマジシャンとして……尊敬します」
…
「だってだって」
「RUI様、超かっこいい!」
「尊敬します…だって!」
(へぇ、変わったやつもいるもんだな、逆になんかなぁ…やりにくいというか
ってネタバレしてるのかよ…)
青子達の周りには、いつの間にかクラスのほとんどの女子が集まっていた
「最近ほんと引っ張りだこで凄いよね?
ねぇ、A 」
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魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時