検索窓
今日:27 hit、昨日:52 hit、合計:254,793 hit

20:お互いの正体 ページ20

…そんなこんなで話は終わり先に警部達が帰っていった


(はぁ…疲れたの何者でもない…)

屋上から出ようとしたらいきなり腕を引っ張られ
連れ戻された…

その小さな体の彼が…

「…ねぇ、RUIさんって…


お姉さん…だよね?」





時間が完全に止まった…

全て一時停止……

(ん?あれ、可笑しいな、髪が揺れてる
時間が止まっているなら風も止まっているはずなのに)


「…は?

何でそう思った?」


「勘」と真顔でそういった


「いやだなぁ、
君は探偵だからそんなので通用しないさ」

(さっきの仕返しだな
…やられてたまるか)
背中に冷や汗が伝った


「たまに女がみえる瞬間があって、
まぁ相当確りみてないと分かんないけど

それも前に何度か会ったことがあるからだと思うんだ……

最初は似てるなって程度だったんだけど……
案外本人だとかあり得なく無さそうだと思った」


「…はぁ…それはこちらも思いましたけど…
ある人に似てるなって…

でももしそうだとしてもそれなりの年頃の…あ!!!」

(もしかしたら何らかの理由で
子供になっちゃったの?

まさかそんなこと……ある?)


そしてお互いがお互いを何より自分を気にして…
それ以上言わなかった



(ぁ、まだ帰れないや…)

下に騒がしくマスコミの声が聞こえるので思い出す
(インタビュー……あるんだったや…このあと…
……マジか苦笑
うわあ、完全に忘れてた)

私は一人頭を抱えた


Kaito side


(実は張りぼてを飛ばしてからのまだ屋上にいるんだよな…
下ではそれに気付かれたのかそうでないのかはわからないが…
まずは此処から出ないとなぁ)
とにかく盗み聞きして様子を伺っていた


そしたら
「RUIさんって…お姉さん…だよね?」


(…!!!!…正直、衝撃的すぎる…
女……マジかよアイツが女

…盲点だ、考えもしなかった…)


でもそう聞いたとたんパズルが一気に埋められていく…


自分も変装とかするから逆にしてる人は瞬時に見破れるって思ってたけど、
彼は…いや、彼女は本当の男のように素でなりきっている

多分元々からスーツ着るだけでもそれらしくなってしまうのだろう

でもそういえば男の割には歩幅が、小柄とはいえど思いの外、狭いなっておもったりもしたしな…(←いつかの変装のためのリサーチ)
体つきがスーツで緩和されて分からなかったのかもしれない

確かにどことなく違和感を感じていた

(女だったなんて…
それなら正体は誰だ?
俺のこと元々正体も含めて知っている奴は)

21:盗み聞きからの答え→←19:逃した警察側では



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
274人がお気に入り
設定タグ:怪盗キッド , 名探偵コナン , 恋愛   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

魔理沙(プロフ) - はい! (2015年3月18日 23時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - パート2でもよろしくね (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - あはは苦笑 頑張って(>_<)/~~ そんな君に続編のお知らせだよ~ (2015年3月18日 23時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙(プロフ) - また、明日が、来る~。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年3月18日 22時) (レス) id: 243fc5b385 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ラズリー(プロフ) - お疲れさん~ (2015年3月18日 21時) (レス) id: 607bffb9fa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ラズリー | 作成日時:2015年3月8日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。