mission2 ページ3
夢主sied
気付けば高校二年生になっていた。その頃からは工藤新一がメディアに出なくなり、遂に原作が始まったかと悟った。まあ、俺は出番あるのはたまにだし、其処まで被害は及ばないだろうと踏まえる。
だけど出たら出たで公の事件ばかりだったし、其処は気を引き締めておかなければならない。
そう言えば、成り行きで俺は降谷零の友人達を何時の間にか救済していた。
その時はまだ記憶も曖昧だったし、気付けば・・・みたいな感じだった。
その頃から何かと松田さんや萩原さんとか来るようになったんだけど交通費大丈夫なのだろうか。
まあ警察官だしお金には余裕だろう。だけど自分の為に使って欲しい。毎回差し入れで高級菓子を入手しては家のオカンに差し出さないでくれ。
オカンの目が何故か毎回輝いてるから。
この前なんか「平次、あの人達の誰と付き合うん?」ととちくるった事を聞いてきたのだ。冗談じゃない、俺には好きな女がおる。
和葉じゃないで?和葉はそりゃ美人やけど、今は好きでは無いし。和葉には申し訳無いけど、俺は俺の人生があるからな。
何て思ってると、工藤から連絡が突然来た。何でも、毛利の小五郎のおじさんが大坂のとある人から依頼を受けたらしい。
それを聞いてピンと来た。映画版のあれやな、と。
初恋の女の子の話がキーポイントの、な。
だけど俺は違うから。其処はどうしようもない。
原作には忠実にしていきたいけど、無理そう、何て考えながら工藤達が来るのをゆっくりしながら数日を過ごした。
…そう言えば、映画版では連絡来ないのに何で来たんだろ、と頭の片隅にはそれだけが浮かんだ。
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作者名:みーちりあん。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kriks/
作成日時:2018年4月22日 14時