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食後、Aはアルフレッドとゲームをしていた。ホラーゲームのようで、たまにAの悲鳴が聞こえてくる。
「アルフレッド、お前、今日はどうすんだ?もう夜遅いが…」
「Oh、もうこんな時間かい?俺ん家と菊の家とこことで時差がありすぎて、体内時計が狂いそうだ…。今日はここに泊まらせてくれ!」
はぁ…ったく。どいつもこいつも世話の妬ける…
「わかった。部屋はいつものとこで良いな。…あと、風呂はどうすんだよ。」
二人に聞くと、もう少しゲームをやっていたいから、先に行ってて良いと…
こいつら…
何だよ、俺だけハブかよ…
「あ!もしかして、アーサーもやりたい?」
なっ…
「そ、そんなわけねぇだろ!!俺はお前らみたく子供じゃねぇんだからな!!…まぁ、お前がどうしてもって言うなら一緒にやってやっても構わねぇけどな!!」
そうだ。俺はゲームなんてやろうなんて年じゃねぇんだ。
「うん。私、アーサーと一緒に遊びたい!」
「…っ。な、ならしょうがねぇなぁ…」
まぁ、頼まれたからだしな。俺がやりたいんじゃないんだからな。
「まったく…君はほんっと素直じゃないねぇ。」
うるせっ。
…。でもまぁ、こうやって一緒に遊ぶのも…悪くはねぇな。
ゲームを終わらせたあと、俺らは順にシャワーを浴びて、各部屋で眠りについた。
Aとの不思議な出会いとか…今日はいろいろあったが…明日は何があるんだろうな。
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