ULOG学園 (ページ12)

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美少女と葛藤（2）ページ12

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担当＊†こよみん†.:*:・

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それは突然の出来事だった。

「…ねぇ、ききき聞いて！！」

色んな部活の朝練が終わり、ちらほらと教室に生徒が集まって来た時。

夜坂が親友である白河佑莉と佐久間遊佐の所に凄い勢いで駆けつけてきて。

「はぁ…今度はなんだ」

「ｴｯ何まさか私に愛の告白？」

また呆れ顔の白河とちょっと夜坂と同類レベルの事をさらっと言う佐久間。

いつもなら夜坂もそれに返すのだが、今日は何も返さない。不審に思ってると、彼女が「よく聞いて」と真顔で言ってきて、

「…なんか下駄箱にラブレター入ってた」

「「えっ」」

…爆弾発言をした。

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「…で、しかも相手になんと言えば良いか…と」

「うん、だって中学の時は友達が燃やしてくれてたし…」

所変わって現在、昼休み。最早彼女のプライベートルームの様になっている調理室に夜坂ともう一人の三つ編みの小柄な少女。

彼女は１年生の天宮幻。天宮は夜坂が特に可愛がっている後輩で、その実結構仲がいい。

今、天宮は夜坂にポッキーを貰い、上機嫌で相談に乗っているわけだが。

「あまみに聞かれてもそんな事分かりません」

と、言われてしまった。

「うぇぇ～…もうらぁこ先輩も
叶先輩も居なくて頼れるのはまほろんだけなんだよぉ…」

そう言って泣きつく夜坂。

…まぁ、確かに此処の学園の生徒は顔面偏差値が高く、夜坂も例外では無い。夜坂は美少女好き抜けば普通に可愛いし、胸は一般と比べても大きい方で尚且つツンデレ属性もある。しかも、無駄に女子力が高い。

その事を踏まえ、天宮は考える。そして最終的に、

「燃やして無かった事にしましょう」

となった。…色々と物騒なのは敢えて触れない事にしておこうか。

もし、絡んでくれる方は話し掛けて下さい…。
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