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重岡「行こか、」
私の右手を繋いで歩き出す。
重岡先輩は必ず車道を歩く。
そういう気配りも、カッコイイなぁなんて。
重岡「なんやなんや？人集りやん。」
重岡先輩と歩いて、
大通りに出ると人集りが。
、「交通事故だそうよ、」
、「そうなんだ。」
隙間からちらっと見える”赤いもの”
*「お父さん…!!」
フラッシュバックする過去。
「………っ」
荒くなる呼吸。
息を吸うのが辛くなる。
重岡「Aちゃん？大丈夫かっ？！」
取り敢えずはけよう。
そういう重岡先輩は私の背中に手を回して近くの公園のベンチに連れていってくれた。
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作者名：恋春 | 作成日時：2018年11月13日 20時
