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お昼が終わり、教室に戻る私と流星。
重岡くんは、
重「淳太に呼ばれたから先行くなー」
と、先に戻っていった。
二人の間に流れる沈黙。
流「あのさ、」
沈黙を破ったのは流星だった。
流「A、しげが好きなん?」
「な、なんで?私は、流星が好きだよ……」
流「だよな、ごめん。」
あ、もしかして、
「ヤキモチ?」
流「うるさいわ笑」
と、軽く触れるだけのキスを落とした。
「!!」
突然のことにびっくり…。
流「最近、ほんまかまってあげられんくてごめんな。A、好きやで。」
と、小走りで階段を降りて行ってしまった。
「待って!」
私は流星を追いかける。
これが流星の照れ隠しだってしってるよ。
重「…」
この場面を重岡くんが無言で見ていたなんて知らなかった。
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作者名:恋春 | 作成日時:2017年11月26日 16時