【刀剣乱舞】いや、見習いに乗っ取られた本丸の刀剣男士に拉致られたと思ったら皆病んでたとか意味わからん！？

3日目、畑仕事 ページ24

...時は暗転し、数珠さんの声が大きく響き渡る。
そんな数珠さんの声に宗近さんが答える。

「...悪いニュースからお願いする」




そんな良いところで私の意識はもう一度暗転した。




「主、主...大丈夫ですか！？ 」

『んにゅ...宗三！？ ごめん、畑当番は』


宗三に起こされたせいで変な声が出てしまった。


「ええ、兄様が手伝ってくれたので楽に終わりました。それより、体調の方はどうなんですか？ 」

『ごめん、任せっきりにしちゃって。体調の方は...ちょっと貧血気味だったのかな...朝4時に起きたから眠気で倒れちゃったんだと思う』

「全く...主は病弱なのですから気をつけてください。医療に詳しい薬研が貴方の方へ行ってしまったので適当ですが、まあ...薬研と一緒にいたので少しは医療は分かります。少しは頼ってくださいね」


ああ、心配かけちゃったんだ...言葉は刺々しいけど、その一方、優しさも見えてる宗三さん好き。


『ん、ありがとう。そういえば今何時？ 』

「ちょうど日が沈んだところです。夕餉にはまだ早いですが...主は昼餉も食べていませんからね...僕も疲れましたし先にいただきましょうか」


そう言って手を引っ張ってくれる宗三さん。
厨当番の光忠と歌仙と堀川くんに昼餉に行かなかった謝罪と、夕餉の時間を早めて欲しいことを頼む。

しかし、事もあろうに宗三さんが、「主は今日無茶して倒れました。怒っておいてくださいね」と悪魔の微笑みで私に言う。

酷い。


私が抗議すると、「だって、自分の体調管理をしない主は怒られなくちゃダメですからね」と笑う...ドSだ。


『いやぁ...あのです 「言い訳禁止！ 」 ...すんませんでした！ 』


大丈夫だと言うことと、言い訳をしようと思うと歌仙に良い笑顔で、「分かってるよね？ 」と言われた。
お母さん's怖いよ...。

それから怒られそうだと身構えた時...救世主が現れた。


「...何してるんだい？ まさか...」

『いや、言わせないよ青江』


救世主では無かったけど...こうなりゃ道連れよ。


『いやぁ、かくかくしかじかでぶっ倒れたんだ。それを聞いて堀川くん達は怒ってるの』

「それは怒られても仕方ないね。だけど...そろそろ僕もお腹すいたかな？ 3人とも、主を叱るのはご飯を食べた後ででも出来るでしょう？ 」

『うわぁん、青江愛してるー！ 』


抱きつくと訝しげに、「だけど、ご飯食べた後は説教だからね？ 」と言われた。

3日目、夕餉→←火事場の馬鹿力

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