【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ36)

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すぐに演練当日になって、前と同じように演練会場へ向かう。

「お久しぶりねぇ？刀剣男士誘拐犯の審神者さん？」

国永と鳴狐を取り戻した事を怒っているのだろう。まあ、鳴狐を取り戻す為に見習いの本丸に不法侵入しちゃったけどね。

『どうしたんですか？ブラック審神者さん？』

嫌味には嫌味を返せとハニーに教わったので、すごく悪人ヅラをしながら、小さく『バーカ』と呟く。

あちらの本丸の刀はレベルの高いやはりレア4太刀に国永を引いて、そこに石切丸、蛍丸、蜻蛉切を入れているらしい...が。

『ボ...ボロボロじゃないの！？』

蛍丸には誰かに殴られたような外傷が見え、他の刀は目立った外傷はないが、疲れてるように見える。

「だってぇ～、手入れするのに資材も沢山いるしぃ？それにぃ、三日月様以外どうてもいいのよぉ。さぁて、三日月様を渡してもらうわよぉ～？」

小文字を使うな。っていうか可哀想の一つも思わないのか。最悪だな。

「悪いが、俺はお前の元へ行く気はない」

「三日月様ぁ...絶対あの審神者に脅されてるんですねぇ。そして、鶴丸国永。なぜお前は私の許可なくあっちへ行ってるのぉ？」

宗近さんが脅されてるのかそういう被害妄想いいですからとっとと失せてくれませんかね...。

『それよりさっさと始めませんか？』

「まぁ、いいわぁ。今度こそは負けないわよぉ～」

カーンとゴングの音がしてそれから宗近は江雪の元へ、大包平は鶯丸の元へ、数珠は石切丸の元へ、典太は一期一振の元へ、父様は蜻蛉切の元へ向かう。

そして...。

「よっと。前までの俺じゃないからな」

「っ！」

国永は蛍丸の衝撃の一刃を避け、そのまま会心の一撃で倒す。

国永以外の人達ももう決着がついたようだ。

『うん、もう私に関わらないでね。見習いさん？』

「キー！！見習いじゃないわよ！殺してやるぅ～！」

とうとう本心が出たみたいだね。

カッターナイフで私の首を切ろうとする。

「危ない！大将！」

「カッターナイフなんか持って何するんだい？」

「主に手出したね...殺す」

「何か他に言いたいことはあるか？遺言として聞いてやる」

「はいはい。そこまでだよ...白雪。君をブラック本丸疑いで逮捕させてもらう」

「うそっ、嘘よ！だって、私にはお父様が！」

「良かったな。父娘揃って一生牢の中だぞ。さぁ、どっかへ行ってしまえ」