【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ3)

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3.さよなら元本丸。また会う日は無いだろうがな。はーっはっはっ！ページ3

今大広間でレア5太刀と小夜とハニーに守られて、私のことを見習い達から庇う姿勢を見せてくれる。

大典太さんがさっき蹴られた時すりむいた足に怪我を治してくれているのでそのノリで皆に尋ねてみる。

『私、出て行くよ？だってさ...皆に出て行けって言われてるし...それに、小夜と数珠丸さんと大包平さんに至っては兄弟置いて行ってるよね？
...私で良いの？』

そう尋ねると皆深く頷いてくれる。
1人で行く事は出来なさそう...巻き込んでごめんと心の中で謝る。
でも、こんなに人望ない私は1人で去るべきだ。

『っ...。私は病弱だし、検査では有り余るほどあるって言われたのに全く霊力無いし...、それに...』

「もうよい。そこまでだ」

あちらの審神者の方がちゃんと出来るのではないかと言う前に小烏丸さんに手で制される。

そして...私側の刀剣男士達全員見習いに本体を向ける。

「...貴様ら。後で泣いても俺たちは関与しないぞ」

大包平さんがドスの聞いた低音で脅すと、見習いは小狐丸さんの背中に隠れる。

なんだあの茶番は。

ちょっと...苛ついてきたよね

『見習い...いいえ、新審神者さん。貴女をこの本丸の審神者とします』

私がそういうと相手側の刀剣男士の方から歓声が響いてくる。

うん、良かったね。

『しかし、１つ条件があります。
賢くて麗しいみなら...おっと失礼、審神者様ならこれくらいの慈悲は与えて下さいますよね？』

私がそう頭を下げると見習い...もう見習いでいいわ。
見習いはニヤリと意地汚い笑みを浮かべる。

この勝負。勝った！

「でー。何をして欲しいのぉ？」

『あの...資材をお恵みいただけたら嬉しいです』

「いいわよぉ。資材くらい私達にかかれば直ぐに集めれるもの。私が優しくて良かったわね」

は？って思ったけど後ろからの殺気の方が怖くて何も思えなかったよ。

沢山の資材を持って、本丸の外へ出ると何か三日月さん達がブツブツと詠唱を唱え始める。

『どうしたんですか？』

「ああ、もうあの本丸に別の俺たちが来ないという呪いをかけた」

のろ...難民ごろしのレア5太刀の呪い怖いよ...。

あ、でもあの見習い三日月さんと結婚したいとか言ってたよね。

ザマァ味噌漬けだわ。