【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ18)

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「主！...貴様、鶴丸国永ぁ！」

「殺しても良いですよね？異論は認めません」

「落ち着け。大包平、数珠丸。ここは、もっと痛めつけてから殺そうではないか」

「...短刀だったらすぐ死なないよ...ね？」

止めに行きたい...止めに行きたいけど、病弱+首から背中から溢れ出す血が止まらなくて動けなくなってしまった。

違う...彼は悪くない...見習いの言霊の所為だ...と言いたいけれど言葉が出ない...急いで介抱してくれて典太に伝えようとしても、「アイツらがちゃんと殺してくれるさ」と一言...怖い。

ハニーと貞ちゃんは見習いを探して首を取るつもりなのかフラフラと歩いている。

政府生まれの２振りは何処へ行ったんだ。

まさかこんなに演練場が阿鼻叫喚になるとは思っていなかった。

.....吉光と長義のおかげで何とか私の怪我を治してもらい、何とか抑える事が出来たみたいで良かった...が、今は演練に来た刀は事情聴取に政府に行ってしまった。安静にしてろと言われ私1人帰って来た。

見習いと鶴丸国永は、私達も悪いという事罰されなかったが...何故か鶴丸国永だけがこの本丸にいる。

え？何でここにいるのかな？取り敢えず手当だけしてあげる。

「...主！そいつは主を傷つけたんだぞ！」

『後藤くん。今すぐ資材を持ってきて』

私の刀剣男士達が傷つけた傷だけで無く、きっとあの見習いに付けられたであろう数がたくさんついていて凄く痛々しいのだと言うと、「...分かった」と渋々持ってきてくれる。

情に流された？あの時は確かに流されたけど今は違うからね。

「ごめん...ごめん」

っていうかずっと泣きながら謝るの連呼するのをやめてほしい...大体何に対して謝ってるんだよって話に私は意地悪だからなるし。

取り敢えず敵意は無いようだから皆が来るまで落ち着かすように頭を撫でる。

「っ...すまない」

泣き止ますために撫でたのにもっと泣かせてしまった...何が悪かったのかな。

『ねぇ、何で泣いてるの？ ...それとも、こんな嫌いな私に情をかけられたのが嫌なの？」

「ちがっ、違うんだ！きみを裏切ってごめん...そして、さっき斬っちゃって...すまない」

そういえば何故、今はあの見習いの言霊が効いていないのだ？

見習いの言霊で私を殺せって言うのは分かっていた...何故だ？

『ねぇ、何で私を今は殺さないの？』

「きみの血に触れた事で見習いの言霊が緩和されたんだ。きみは...霊力が低いわけではなかったんだな」