閉じ込められて愛される、えちえちなお部屋【短編集】

耳責めをしないと出られない部屋【鬼舞辻無惨】【童磨】☆ ページ30

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ぐしょぐしょに蕩けたナカに、いきなり大きな質量が捻じ込まれる。



慣らしてもいないソコが、切れてしまうのではないかと思うほど痛む。





―――怖い。



怖くて仕方がなかった。






「い゛、あ…ッ…ぁ、ああ、はぁ、ひあっ」



「愛い…愛いな? 憎き鬼に絆されて、甘い声で喘いで。どんな気持ちだ? 」






怖い。怖い。怖いの。



裂ける、痛い、殺される、怖い。






「いや、あ、いやっ、いやあっ、ひっ、あ…!」



「あれれ、泣いちゃった? それも可愛いよ。愛しい娘」



「痛いのっ! こわいのっ!! ぅ、っひ、あ、あん…やだ、やだぁ!!」






上弦の弐は涙を舌で掬い取り、鬼舞辻は身体中に接吻痕を残していく。





怖くて仕方なかった。



鬼に犯 されて、何もできずにただただ善がって―――









「一生ここで過ごしてもいいのだぞ? 娘」





「それも面白いかも。いいなら名前を教えてくれるかな?」









満足したのか、二人の鬼は散らばった衣服を集め始める。





恍惚とした表情に惹かれ、差し伸べられた手を見る。







ねえ、どうしよう。







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