耳責めをしないと出られない部屋【鬼舞辻無惨】【童磨】☆ ページ29
* そると。様リクエスト
「久しいな、人間」
「元気だったかな?」
左右から聞こえてきたその声に、勢いよく起き上がった。
寝台に寝かされているようなのだが、驚いて左右を見れば、
左に鬼舞辻無惨、右に上弦の弐が転がっていた。
「なっ…!!」
咄嗟に刀を抜こうとするが、勿論手をやったところに刀はない。
上弦の弐はその手をとると、自分の腕の中に引き込んで、強く抱きしめた。
「どう? ……答えは出た?」
『君が快楽を求めるなら、快楽を与えてくれる相手に縋ってもいいんじゃないかな。
君はまだ自由だ。男はみな等しく獣。そう考えれば、鬼にだって甘えられるよね?』
以前、彼と共にこの部屋に閉じ込められた時に言われた言葉。
嗚呼、どう答えよう。
そう迷っていたとき、鬼舞辻の手によって上弦の弐から引き剥がされ、今度は鬼舞辻の腕の中に閉じ込められる。
「『次会った時は…最後までやる、と覚悟しておけ』
そう言った筈だが……無理矢理犯 される準備は出来たか?」
耳元で甘く囁かれ、それだけでも身体は反応する。
「ひ、っぁ」と嬌声が漏れ、顔に熱が集まる。
その勢いで鬼舞辻は耳朶を口に含み、甘く噛んだ。
「っ、あ…! だめ、耳…やめ、て」
「それを言っても、余計唆らせるだけだぞ」
耳朶を甘噛みし、耳輪を舐める。
暫くして息が荒くなってきたら耳のナカに舌を入れて、直接脳内を犯 すかのように深く、深く耳の中を責める。
「ぁあ、だめ、あ、んっ…やら、とめて、ぇ…やだぁ!」
「そんなにイイんだぁ。……こっちも舐めてあげる」
「ひあぁっ!?」
逆側からも同じように耳を責められ、軽く達してしまう。
だが、それでも止まらない猛攻に、どうにかそこから逃れようとするが……
「あっ、あ、や、だめ、イっちゃ…やだ、ぁんっ!」
「イけ」
「……ひ、あぁああッッッ〜〜〜〜〜!!」
身体がおかしくなる。
鬼舞辻に指示された瞬間、今まで感じたことがないくらい大きな快感が、突然背筋を駆け上ってきて果てた。
まだ、もう少し耐えられたのに、全て崩れて果ててしまった。
「……ぁ、っ…あ…はぁ、っ……」
ガチャリと音を立てて扉が開いた。
これで…終わり―――
「これで終わりなんて、思っていないよな?」
*
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松野一松(プロフ) - リクエストで無惨様で玩具で放置お願いします! (2021年11月7日 2時) (レス) id: c5fee6d4ac (このIDを非表示/違反報告)
水柱が大好きです! - リクエスト良いですか?義勇で玩具でお願いします! (2020年3月16日 17時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - すっごくドキドキしちゃいました笑 リクエストはまだ受け付けてますか?可能でしたら、しのぶちゃんに攻められてみた、伊黒さんでお風呂&無惨でビヤクをお願いできますでしょうか?? (2020年3月7日 10時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - pinkさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - sakiraさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
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