閉じ込められて愛される、えちえちなお部屋【短編集】

深い接吻をしないと出られない部屋 続【胡蝶しのぶ】☆ ページ28

＊ すりーぷ。様リクエスト ガッツリGL表現ありますので注意






「ふ、ぅっ…ん…ぁっ……」



「ちゅ、あっ…ぅん……」






指を絡めて、ただただ接吻に熱中する。



そんな熱くて甘い時間の後。






「……このまま、最後までシちゃう?」



「どんな冗談ですか…でも、悪くはないかも」






もう一度、舌を絡めた深い接吻。



今度は隊服の上からやんわりと胸が揉まれる。




しのぶにだってあるのに、随分と丁寧に、珍しそうに触る。




口を離せば胸に顔を埋めて、喋り始める。






「ほんっとにえっろい顔しますね…ちょっと、ヘンな気になっちゃうじゃないですか」



「…そ、そこで喋らないで…擽ったい」









「好きですよ」









そう呟いて、彼女は私の首筋に唇を落とした。




呟かれたその告白の言葉に、私の思考が完全に止まる。



だって…御婦人から、告白されたんだよ? 殿方ではなく。






「し、しのぶ…!」



「返事はいりません。ただの気まぐれですから」






チクリと痛みがして、そこに接吻痕をつけられる。



本当なのかな、と思って私はそれを抵抗することなく、ただただ受け入れる。





扉の方を見れば、とっくに扉は開いていて。



でも、この部屋から出たくない。








「私も好きだよ、しのぶ」








そう言って、私も彼女の首筋に唇を落とした。






＊

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