きわどい所を触らないと出られない部屋【童磨】 ページ11
*
「―――君も、災難だったねえ」
「災難という言葉で片付けてたまるかっていうくらい災難だったなあ今も含めて」
現在、上弦の弐に押し倒されて、抵抗できなくさせられています。
さあ、どうしましょう。
「あはは、そうかもね。でも君を殺したりはしないから安心して?
君は無残様のお気に入りだからね」
そう、恐ろしい言葉と共に、彼は笑う。
それと共に、鋭い爪でビリビリと隊服を破き始める。
「やめ、っ!! お前、やめろ!!」
そう言って、足をじたばたと動かしたり、身を捩ったりして抵抗する。
だがそれも虚しく、暫くすれば胸が曝け出される。
本当に災難だ。
なんで鬼無辻無惨のお気に入りにされなければいけない。
鬼無辻無惨にも上弦の弐にも犯 されそうにならなければいけない。
災難すぎる。
「遠慮なく頂いちゃって構わないよね?」
「……やだ、っていってもするんでしょ?」
「ふふっ……当たり前」
スルリと冷たい手が肌を撫でる。
指が触れるか触れないかのギリギリのところで手を動かして、私の胸を弄ぶ。
暫くすれば、当然のように快感が溜まってきて、頂の方がむず痒くなってくる。
―――触ってほしい。
思ってはいけないのに、ふとそう考えてしまう自分が憎い。
いつも快感の方へ逃げてしまう……変態になってしまった自分が。
「…ふーッ、ふー……!!」
「声、我慢しなくていいんだよ?」
ついつい溢れそうになる声を手で抑えていたのに、それさえ取られてしまう。
しかもその時、今度はざらざらとした感触が訪れて、
「ひゃうっ!?」
私は声を上げた。
その流れで鬼は頂に口を近付け、ちゅうと音を立ててそこに吸い付いた。
「ひゃぁあああっ!?!?」
一際高い嬌声に、喜色を浮かべる鬼。
気持ち悪い、気持ち悪い気持ち悪い。離れて離れて離れて。
「……っは、なせぇ…!!」
「あは、これだけですっごく濡れちゃうんだね。淫乱な子」
嗚呼、まずいとでも言わんばかりに、鍵が開くだけでなくバン、と大きな音を立てて開く扉。
「…や、ぁっ…だ」
だがその後にぐちゅ、と音がして体内にナニカが侵入してくる感覚。
伸ばして曲げてを繰り返すソレは、確実にイイ所を探っている。
やだ、こわい…逃げなきゃ……なのに。
身体がこの先を求めるの。
*
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松野一松(プロフ) - リクエストで無惨様で玩具で放置お願いします! (2021年11月7日 2時) (レス) id: c5fee6d4ac (このIDを非表示/違反報告)
水柱が大好きです! - リクエスト良いですか?義勇で玩具でお願いします! (2020年3月16日 17時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - すっごくドキドキしちゃいました笑 リクエストはまだ受け付けてますか?可能でしたら、しのぶちゃんに攻められてみた、伊黒さんでお風呂&無惨でビヤクをお願いできますでしょうか?? (2020年3月7日 10時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - pinkさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - sakiraさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
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