半日経たないと出られない部屋【時透無一郎】☆ ページ18
* 麻穂様リクエスト
なにかとこの部屋が大っ嫌いだ。この狭い方の部屋。
今度はそこに、無一郎くんと一緒に収められている。
嗚呼、今回は平和回か。
まぁ、相手は無一郎くんだ。そんな一大事になるとは思えない。
まだ、彼は子供…子供でも発達している人達も居るけど…子供だから。
「誰が子供だって?」
「ひえっ…! って、無一郎くん…いきなり話しかけないで吃驚する……から」
声に出ていたのか、無一郎くんはそう言って何故か顔を近づけてくる。
鼻先が触れ合いそうなほど近い。
…でも矢張り恥ずかしくはならない。
本来、炭治郎くんたちも、あんな男の人っぽい仕草をしなければ、照れて理性を掻き乱されることもなかったのに。
年下相手に興奮するのは流石にもうやめにしよう…うん、犯罪だからね。
「あれ、こういうのっておねーさん、好きじゃないんですかー」
首を傾げながら言う無一郎くん。
すると、「これならどうかな」と呟きながら静かに口付けした。
……口付けした…!?
「え、ちょ、無一郎くん!? い、悪戯の度が過ぎるんじゃ…」
「接吻は照れるんだ。…可愛い」
今度は耳元で優しく囁かれる。
彼の髪が耳に当たって凄く擽ったい。
それもあり、ピクリと身体が跳ねた。
その様子を愛おしげに見守り、悪戯っ子のような笑みを浮かべている彼は、今度は耳に唇を落とした。
「……え、っひぁ…や、むい…ちろ、くん…?」
ちゅ、ちゅと接吻音が耳元で響いて気持ち悪い。
でも、段々と快感は溜まってくるわけで―――
「…ひゃっ!? ちょ、無一郎くん!」
待ちに入っていたのを気付かれたか、彼の手が肩から段々下へと下がっていき、隊服の上からやんわりと胸を揉まれる。
なんで、いきなりこんなことになっているのかは分からない。
分からないけど…彼は本当に十四歳かと疑いたくなる程に上手い。
このまま波に乗って、最後までされてしまいそう。
どこかで止めなきゃなのに、身体が欲するの。
なんで…本当、子供相手になんで……
「Aさんはさぁ、俺のこと子供子供って言うけど……
俺だって、色々出来るんだよ」
ドクン、と一際大きく心臓が鼓動した気がした。
口からは声にならない声が溢れ、顔が赤くなっていく。
そんな私に対し、無一郎くんは不敵に笑って、
「いただきます」
*
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松野一松(プロフ) - リクエストで無惨様で玩具で放置お願いします! (2021年11月7日 2時) (レス) id: c5fee6d4ac (このIDを非表示/違反報告)
水柱が大好きです! - リクエスト良いですか?義勇で玩具でお願いします! (2020年3月16日 17時) (レス) id: a75ba4312e (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - すっごくドキドキしちゃいました笑 リクエストはまだ受け付けてますか?可能でしたら、しのぶちゃんに攻められてみた、伊黒さんでお風呂&無惨でビヤクをお願いできますでしょうか?? (2020年3月7日 10時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - pinkさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - sakiraさん» 了解しました! (2020年2月21日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
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