帰って。 ページ23
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お館様から一つ、連絡が来た。
『上弦の零、Aはここに居る。おいで、義勇』
との事だった。
どうやら、炭治郎らがAに接触して、俺を探していると言っていた様だ。
だからお館様の元へ、俺を誘き寄せるためにもAを招いたのではないか。
胡蝶を殺した者が俺であると、彼らは知ってしまったのだろうから。
勿論、お館様の元へは、普段の半分ほどの時間しか掛からずに行けた。
やっと、Aに会えるのだ。
それに、A自身が俺と会う事を望んでいる。
これ以上に嬉しいことはなかった。
「…ただいま参上しました―――お館様」
残った柱が、全員刀を俺へ向けて構えながら立っている。
奥にお館様と―――A、そして二人の子供が居た。
「A…!」
「母様、あの方が父様ですか?」
「とうさま!」
腰に抱きついてくる子供達。
どちらも鬼と人間の両方の匂いがして―――
何より、女子の方は俺に似ていた。
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久遠(プロフ) - 日光☆さん» ハッピーエンド…なんですかねあれw でも、ハッピーエンドとして読んでいただけたのならよかったですあれハッピーエンドだと思って作ったのでええ。五回もコメントしてくださって、ありがとうございました!貴方の存在が結構支えだったり…ありがとうございました!! (2019年12月23日 22時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
日光☆(プロフ) - 最後ハッピーエンドだったので良かったです!お疲れ様でした!また作品作るの頑張って下さい! (2019年12月23日 22時) (レス) id: 8aed0398ef (このIDを非表示/違反報告)
日光☆(プロフ) - そうなのか…これからも頑張ってください! (2019年12月23日 16時) (レス) id: 8aed0398ef (このIDを非表示/違反報告)
久遠(プロフ) - 日光☆さん» あはは…独占型+排除型から崇拝型とか依存型になっただけみたいな感じですからねぇ…四回目、ありがとうございます (2019年12月23日 16時) (レス) id: fa9adaf89c (このIDを非表示/違反報告)
日光☆(プロフ) - 義勇さんマシになったけど、やっぱ怖いわ (2019年12月23日 16時) (レス) id: 8aed0398ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久遠 | 作成日時:2019年12月16日 11時