【おそ松さん】。*・.candy.box.・*。【短編集】

☆紅く染まる君の瞳/チョロ松 ページ5

昔、知り合いから聞いたこと…



…ーここにはね、吸血鬼が住んでいてその吸血鬼に噛まれると瞳が紅くなって吸血鬼になっちゃうんだって！ー…



私は、そんな話なんて信じない
別に信じたって関係ないだろうし…


今までは、そう思ってた

今までは………

・

・

・

・

『はぁ……はぁ…』


今、私は森の中を走っている
なんでかって？

そんなの簡単でしょ…
誰かに追われてんの！

森に散歩しにきただけなのに急に音がして…
そして、現在に至る

今、追いかけてきている人は
誰だかは分からない

本当に誰なの…？


『あ、やっば……』


やっちゃったよ…
まさかの行き止まり……？


？「ふふ、やっと捕まえた」

((ぎゅ

『ひっ、だ、誰？』


急に抱きしめられて戸惑う私
でも、なんか昔に聞いたことがある声…


？「あれ？覚えてない？僕だよ僕」

『チョロ松…？』

チョロ「そう！チョロ松だよ！よかったぁ…覚えてくれてて」


チョロ松は良かったと呟いて抱きしめる力を強める
でも、なんでこんなところに…？


『ねぇ、何でこんなところに…？……あれ？瞳、紅いけど大丈夫？』

チョロ「あはは、やっぱり気づいちゃうよね」


どういうことなの？
瞳が紅いって…まさか……！？


チョロ「僕ね…吸血鬼になっちゃったんだ…」

『えっ？』

チョロ「昔に、このことについて話したことあったよね…そのあと噛まれちゃって…」

『ねぇ！それって大丈夫なの…！』

チョロ「うん、大丈夫だよ。ちょっと不便だけど…ね」


心なしかチョロ松がフラフラしてる気がする
本当に大丈夫なのかな


『本当に大丈夫？』

チョロ「大丈夫じゃないかも…最近血が飲めてなくて…」

『じゃあ、私を飲んで…？』

チョロ「それじゃあAが…？！」

『いいの、私はいいの…チョロ松と一緒なら…』


私は昔からチョロ松が好きだった
これくらい役にたたないと


『私ね、チョロ松が好きなの！だから、だから…』

チョロ「ちょっとまって、これからは僕から言わせて？…僕もAのことが好きだよ？だから…付き合って？」

『……うん、私も』

チョロ「ねぇ、本当に飲んでいいの？」

『うん、いいよ。私はチョロ松の彼女なんだから』

チョロ「じゃあ」

((ちゅぅ

『う“……ぃっ』


月夜に照らされた影は

一つになり、

暗闇に二つの赤い瞳が

光っていた


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今回は控えました((←

文字数がやばいんで切ります

次、レフちゃん頑張ってね

★ネコよりあなたが好き/一松　→←★イタイのも好きのうち/カラ松

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