鬼が24人 ページ36
これからテスト期間に入ります!(もう入ってます!!)
更新どうなるかわかりませんが不定期になる覚悟でよろしくお願いします!
そして、文字数により花火大会は前回でおしまいです。
変な終わり方で申し訳ない。
ホントごめんなさい。
文字数ぅぅぅぅ…
────
「きぃ…一緒にお風呂入ろ……?」
突然、Aが涙目で俺に訴えかけてきた。
「別にいいけど、どうした?」
「それがぁ…」
訳を聞くと今日、林ちゃんと見たい映画があるから一緒に見よう!と誘われ初映画を堪能してきたようで。
でも、その映画がホラー映画だったらしく音はでかいし、内容怖いしで恐怖を味わってきたらしい。
それで、怖いから一緒にお風呂に入ってくれと。
子供か!と思いつつそんな要求こっちとしては迷惑でもなんでもないため、快く許可を出すと急いで下着とパジャマを持ってお風呂場に来た。
「そんなに怖かったのか?」
「うん。」
これで1つわかった事がある。
Aはホラーが苦手。
多分だが俺からしたらそんなに怖くはないと思う。
まぁ、初映画だから色々初めてで怖かったのかもな。
2人で狭い更衣室を上手に使い、風呂に入る。
「いつも1人で入ってたから広く感じたけど2人はやっぱ狭いね。」
「そーだな。やっぱ広い方が使いやすいな。って事で俺は外で待っ「やだやだやだやだ!!!」どんだけだよww」
わざとAを1人にしようと冗談を言ったらマジで怖いみたいで俺の事をめっちゃ掴んできた。
「ホントに無理だから!!」
「わかったってww」
「わかってないでしょ!!」
「わかってますー!」
「ホントー?」
「ホントホント。ほれ、さっさと体洗えや。」
「言い方冷たくない?!」
「ごめんって。」
「むー!」
時にはこんなじゃれ合いもいいもんだな。
ザパーッ
2人でくっつきながら湯船に入ると溢れ出た水が滝のように流れ落ちてった。
「2人でお風呂なんて温泉以来だね!!」
「言われてみれば確かに。」
「…この短い間で沢山いろんなことあったね。」
「そうだな。」
「これからもいろんな事あるかな?」
「あるだろ。難しい事、簡単な事。沢山。」
「そっか!楽しみだな!これから先!!」
「楽しみ過ぎてはしゃぎまくると倒れるからな?」
「それぐらいはわかってるよ!」
「どうだか。」
「信用してよー!!」
「してるわ!」
水をバシャバシャと飛ばし合いながら、笑いまくりながら沢山の事を話した。
2人でいりゃ何とかなるよ。きっと。
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作者名:心奏 | 作成日時:2018年6月1日 10時