鬼が9人 ページ13
F「何してるのあろま?」
「探してんの。」
F「うん。それは知ってる。何探してるの?」
「プール。」
K「何?!プール行くの?!」
「まぁね。」
E「Aちゃんと?」
「そ。」
今話した通り、俺は1人黙々とプールを探している。
その理由は前にAがプールか海に行きたいと言い出したからだ。
多分海もただ眺めるだけではなく、遊びたいという意味で。
でも、海は危険すぎるためプールを探しているのだ。
今の時期ならまだ混んでないし、暑いっちゃ暑いが夏本番ではない。
多少外のプールにいても大丈夫だろう。
まぁ、ほんの少し出したら強制で室内に引きずり込むけどな。
E「大丈夫なの?」
「大丈夫じゃなさそうなら強制終了。」
K「ちょー可哀想!!!」
F「ねぇねぇ!俺もプール行きたい!!ほら!!水の中で運動すると痩せるって言うじゃん?」
「知るか。1人で行け。」
K「えー俺もAちゃんとプール行きたい!!!」
「連れてかせねぇよ。」
E「あろま。そろそろAちゃん迎えに行かないとじゃない?」
「あ!ホントだ。んじゃ、行ってくるわ。」
K「おい!!俺達も連れてけよ!!!」
F「待てー!!」
E「え、皆行くの?じゃあ、俺も。」
「来んじゃねぇ!!!」
Aの会社まで迎えに行こうと車の鍵を持って玄関まで行くと後ろからうるせぇ奴らが追ってきた。
置いて行きたかったがしぶとく着いてくるため仕方なく一緒にAの元へ行くことになった。
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作者名:心奏 | 作成日時:2018年6月1日 10時