魔法使いの口説き方。≪第４章≫

122ｰ3* ページ35

＊＊＊＊＊＊＊

ｶﾞﾁｬｯ

大「 …ﾊﾖ… 」


村「 おは…どーしたんや大倉(笑)」

横「 めっちゃ暗いやん(笑)」

安「 何かあったん？」

丸「 どーしたどしたぁ？？」

錦「 何やその変な踊り(笑)」

渋「 まる(笑)」


大「 … 」

ｶﾞﾀｯ


村「 うん。丸はほっとこ(笑)大倉？ほんまにどうした？」


大「 ん〜… 」


横「 あ、眠い？腹ペコ？(笑)」


大「 … 」

ｶﾞﾀｯ

安「 昨日、北山くんと食事行ったんちゃうん？何か」

大「 ヤス覚えてる？」

安「 え？何を？」

大「 カウコンの時、藤ヶ谷挨拶に来たやん？」

安「 うん。」

大「 そん時に藤ヶ谷が巻いとったマフラー… 」

安「 あー…ギャルソンのチェックのやつ？」


村「 ギャルソンて何や？」

丸「 ギャル曽根ちゃんが何か損したんかなー？ギャル損！！」

横「 なるほどなぁ…ってアホか！マフラーどこ行ったんや！(笑)」

錦「 …丸…本気か？(笑)」

丸「 え？違う？」

錦「 ファッションブランドです(笑)」

丸「 …へぇー… 」

横「 絶対興味ないやん(笑)」

村「 ブランドか… 」

渋「 …ギャル損… 」


大「 宏光…そのマフラーしてきとった… 」

安「 え 」


村「 たまたまちゃうんか？(笑)」

錦「 うん。あのマフラー限定とかとちゃうやろ？」


安「 せやで。」

大「 …藤ヶ谷に言われた… 」

安･村･横･錦･渋･丸「｢｢｢｢｢ 何を？｣｣｣｣｣」


藤『 大倉君。』

大『 ん〜？』

藤『 僕は北山の可愛さをテレビの向こう側の方に伝える事が出来ないので、今日は僕のかわりに可愛さを伝えて下さい。』

大『 …は？』

藤『 大倉君に可愛く甘えても自由にさせてやって下さい。』

大『 それはもちろん…って…何で藤ヶ谷がそんな事… 』

藤『 僕は地上波ではまだダメなんです。小出しにしないと(笑)』

大『 …小出し？』

藤『 僕の宏光を宜しくお願い致します。』

大『 お…おお… 』


横「 ぼっ僕の宏光ー？！そこ聞こえんかった！」

丸「 きゃー！」

村「 そんなんゆうてたんか(笑)」

錦「 マジか… 」

渋「 端々に…ふっ。」


大「 マフラーにはバッチリ藤ヶ谷の香り… 」


村「 あの匂いか(笑)」

丸「 俺めっちゃクンクンした！」

渋「 丸… 」

横「 藤ヶ谷苦笑いやったからな(笑)」

錦「 せやな(笑)」


安「 …忠」

大「 ま、宏光は俺が大好きやから凹まんわ！」


村･横･錦･安･渋「｢｢｢｢ 嘘つけぃ！｣｣｣｣」


大「 え？(笑)」


丸「 どーしたどしたぁ♪」

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