魔法使いの口説き方。≪第４章≫

120ｰ1*魔法使いは北ロス中。* ページ29

＊＊＊＊＊＊＊

藤「 ちゅ〜 」

横「 た」


＜ｶﾞﾁｬｯ＞

二「 おっは…っ」

＜ﾊﾞﾀﾝｯ＞


横「 ニカ… 」
またか…
ったく…


二「 なっななななぁぁぁぁぁ？！！」


千「 ななななって何？どうしたの？(笑)」

二「 けっ！(健永！ヤバイ！ミタ！ヤバイ！オレ！ヤバイ！)」

千「 えっ？ヤバイ？てか何でカタコトなの(笑)」

二「 しー！し」


＜ｶﾞﾁｬｯ＞


横「 ニカ…。ヤバくねぇから。」


二「 へっ？！」

千「 あ、よこーさん。おはよう♪」


横「 おはよう。まぁなんだ…説明してやるから早く楽屋入れ。」


二「 …ぅ…うん…。」

千「 説明？」


＊


藤「 …はぁ〜… 」


ｶﾞﾀｯ

千「 …ガヤさん？どうしたの？」

藤「 …ん？…あ〜…ん〜… 」

千「 ？……よこーさん… 」



横「 健永も座って？」


千「 ぇ…あ、うん。」

ｶﾞﾀｯ

二「 …ワッ」


横「 ニカ…太輔が俺にキスしようとしてたの見ちゃったんだよな？」


千「 えぇっ？！」

二「 そっ！そうだよ！何あれ！何なの？！」


横「 何なのって…太輔が寝惚けただけだよ。」


千「 寝惚けた？ガヤさんが？」

二「 ガヤ楽屋で寝ないじゃん！ミツが一緒ならよく寝てるけどミツ居ないし！」


横「 だから珍しいなと思って。机に突っ伏して寝るくらいなら畳んとこで寝たら？と思って起こしたんだよ。そしたら…宏光〜ちゅ〜…とか言いながら」


千「 そうなんだ(笑)」

二「 けど！ガッチリ腰に」


横「 ミツが逃げない様にいつもしてるんじゃねぇ？習慣とは恐ろしいものだ。」


千「 よこーさん(笑)」

二「 じゃあ…浮気じゃな」


横「 当たり前だろ。あんなめんどくせぇバカップルの間に入るわけねぇだろ。」


千「 ふふ。」

二「 そうだﾈ」

藤「 渉…めんどくせぇって何だよ… 」


千「 ガヤさん！」

二「 ガヤ！」


横「 めんどくせぇはめんどくせぇだ。てか太輔。ミツと俺を間違えるだなんてミツが知ったらどーなるかな？(笑)」


藤「 は？どーもなんねぇよ。俺は寝惚けて」


北「 ほーぅ。俺とよこーさんを間違えた？ほーぅ。」


藤「 ひっ宏光！？」

北「 間違えて何した？」

藤「 何って…何も」


二「 キスしようとｼ」

千「 高嗣っ！」

二「 あ 」


北「 …キス？」

藤「 …宏光がキスしてって… 」

北「 はぁ？///」

藤「 宏光がキスとか色々可愛くねだってくるの！だから… 」

北「 ？！///」

藤「 っぐえっ？！」


横「 … 」
みぞおちに
グーパン…

120ｰ2*→←119ｰ2*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す