魔法使いの口説き方。≪第３章≫

85ｰ1*お姫様のお願い。* ページ13

＊＊＊＊＊＊＊

北「 …だめ？」

横「 … 」

北「 …ぅっ… 」

横「 ぁ〜…泣かないでミツ… 」

北「 …だっ」


＜ガチャッ＞

ニ「 お…」

＜バタンッ＞


北「 …ニ…カ？」

横「 …うん。」
あ〜…
勘違いしたかな(笑)


ニ「 何で？！えっ？！」

千「 高嗣？ドアの前で何」

ニ「 健永〜…俺！いつもタイミングが！…何で浮気現場に遭遇しちゃうんだろ… 」

千「 え？浮気現場に遭遇！？えっ！？」

＜ガチャッ＞

横「 おはよう。」

千「 ぁ…よこーさん。おはよう♪」

ニ「 …ぉは」

横「 ニカ。何でもないから(笑)」

ニ「 えっ！？何でもない事ないでしょ？！だってミツ泣いて抱きっふがっ？！」

横「 入ってから話そうか。うん。健永ドア閉めて。」

千「 あ…うん…ってよこーさん！鼻まで押さえちゃったら高嗣息できないよー！！」

＜ﾊﾟﾀﾝ＞

横「 ん？」

ニ「 ふっ！んっ！！ふっ！！」

横「 ああ。わり(笑)」

ニ「 ふぅ〜… 」

千「 高嗣…浮気って何？」

北「 浮気？！ニカ！お前浮気したのか？！」

ニ「 ちがうわっ！！浮気してたのはミツでしょ！！」

北「 は？俺が？誰と」

ニ「 ワッターと！」

北「 してねぇわ！！」

ニ「 抱き合ってたじゃん！！」

北「 あれは」

横「 ミツがね、俺にお願いしてきたの。」

ニ･千「｢ お願い？｣」

北「 よこーさん！///」

ニ「 ミツ…真っ赤… 」

千「 ね(笑)お願いって何？」

横「 太輔ばかり叱らないでって(笑)」

ニ･千「｢ へ？｣」

北「 /// 」

横「 俺は太輔ばっか叱ってるつもりはないんだけど… 」

ニ「 いえ。ガヤばかり叱られてます。はい。昨日も電話で。はい。」

千「 ぅん(笑)」

横「 あれ？そうかな？まぁやっぱり娘が可愛いですから。」

北「 娘じゃねぇ！！///」

横「 あら(笑)」

ニ「 けど…また何でいまさら… 」

千「 そうだね(笑)ミツ…何かあったの？」

北「 ん？いや…何も無いけど…。断りきれない俺だって悪いから… 」

ニ「 ぁ〜…けど…ガヤが暴走しちゃうのは仕方ないんじゃない？」

北「 ぇ？」

ニ「 ツインテールに可愛い衣装でしょ？仕方な」

千「 ぅわぁぁぁ！高嗣ぃぃぃ！！///」

ニ「 へ？」


北「 なっななな何で！！？///」


横「 言うなって言ったのに… 」

北「 よっよこーさんも知ってんの？！///」

千「 よこーさんダメじゃん！」

北「 千賀も知ってんの？///」

千「 …ぅん … 」

北「 なっなな///」

ニ「 宮っちも大変だよ。」

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