魔法使いの口説き方。≪第３章≫

84ｰ2* ページ12

ニ「 おはよー♪」

千「 おはよう♪」

宮「 横尾さん…どうしたの？」

ニ「 ん〜…ガヤに説教(笑)」

千「 うん(笑)」

宮「 え？なにゆえ？」


横「 また実家に戻らせるぞ？」

藤≪「 やだよっ！！！」≫

横「 だったら！！」


千「 ガヤさんの声…聞こえたね(笑)」

ニ「 …そりゃ叫ぶよ。…実家はキツい… 」

宮「 …そうだね。あの時はその日に戻ってきてくれたけど… 」


横「 …ん？…ﾐﾔｯﾁ… 」

藤≪「 え？何？」≫

横「 ちゃんとミツ起こして遅刻しないようにな。くれぐれも朝からおっぱじめんなよ！じゃあな。」

藤≪「 ぅっ…わかりました。最善を尽くしてみます。」≫

横「 絶対すんな！！」

藤≪「 はいっ！！！」≫

横「 ん。」

ﾋﾟｯ…


ニ「 ワッター。」

横「 ぁ"？」

千「 ひぃっ！！」

宮「 横尾さん… 」

横「 あぁ…わり…。何？」

ニ「 ミツ… 」

横「 ぜんっぜん問題ない。なんならイチャイチャ…てか宮っち！！！」

宮「 はひぃっ？！」

横「 ミツに何を渡したんだ？」

宮「 ぇ 」

ニ「 あ！俺も聞きたい！」

千「 可愛い格好とか言ってたよね？」

宮「 何って… 」

横「 太輔に頼まれたものだろ？」

宮「 ぅへ？！何故それを！？…あっ！！」

横「 やっぱり… 」

ニ「 えっ？あれってガヤに頼まれた物なの？」

千「 え？何？何？」

宮「 ゃ〜…それは…その〜… 」

横「 言え。」

宮「 はひぃっ！ツインテールのカツラに似合う衣装であります！！」

ニ「 ツインテールのカツラ？」

千「 ツインテール…あっ！あの時の？！」

ニ「 あの時？」

千「 ほら！キスブサゴッコ！娘さんを下さいの！」

ニ「 あー！」


横「 …ミツに渡すつもりだったのか？」

宮「 ううん。ガヤさんに…。だって北やんに渡しちゃってバレちゃったら…嫌がって着ないでしょ？」

ニ「 そりゃそうだ(笑)」

千「 100%嫌がるよ(笑)」

横「 …タイミングがバッチリはまったって事か… 」

宮「 …うん。」


ニ「 …ツインテールに衣装…なるほどね〜…そりゃワッターに怒られるわ(笑)」

千「 え？」

横「 … 」

ニ「 だって…さ。ミツ今日立てるかな？(笑)」

千「 なっ？！///高嗣！！///」

横「 … 」

宮「 …北やんに悪い事しちゃったな… 」

横「 宮っち…悪いのは太輔だから。まぁ…おかげでもめなかった訳だし… 」

ニ「 そうだよ！グッジョブだよ！」

横「 ただ！ミツには絶対言うなよ？」

ニ･千･宮「｢｢ はいっ！｣｣」

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