story36 ページ36
＊
「 んん、っ.... 」
乱暴に俺の口を塞げば、手慣れた手つきで俺のシャツのボタンを器用に外していく
そんな重岡を止めようと腕を掴むけど、キスで頭がぼーっとしている俺はうまく力が入らなくて。
「 んんっ、ちょ、待って....！ 」
いきなり首に顔を埋められて思わず声が出る
こんな声出したくもないのに。
このまま俺は最後までやられてしまうんやろうか
そう思った、その時だった
「 しげ、やめろ 」
そう声がして、ピタッと重岡の動きが止まる
" しげ " そう呼ぶのは、きっとアイツしかおらん
「 ここ学校やで。バレたらどうするん？ 」
「 ....べ、別に関係ないやん。せっかく今、いいところやったのに邪魔せんといてや 」
「 俺は... お前のことを思って言ってるんやで？ 」
珍しく声を荒げて言う神山に驚いたのか、重岡はゆっくりと俺から手を離した
その途端、全身の力が抜けてその場に座り込む。
「 あ〜もうやる気失せた。じゃあ先生、また明日 」
そう言って軽く服装を整えながら、教室を出て行ってしまった
そうなると必然的に神山と二人きりになる訳で。
どうしよう、とんでもなく気まずい....
「 何やってるん、アンタ 」
「 ごめん、.... 」
「 あのままやったら最後までやられてたんやで？そうなったらアンタまで、この学校におられんくなるかもなんよ？分かってやってるん？ 」
ほんまに、その通りやった
神山の言う通り、止めてくれなかったら重岡にされるがまま最後まで....
「 もう、どうしたらいいんか分からんくてっ.... 」
あぁ、また生徒の前で泣いてしまうなんて自分がホンマに情けなくなる
「 ...ごめん、ちょっと言い過ぎた 」
＊
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てぃてぃ - 続編作って欲しいです！ 良かったら作って下さい！ (2019年10月4日 10時) (
レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
藤宮が~る(プロフ) - どうせシゲちゃんとくっつんやろなぁーどうやってくっつくんやろー。って思いながら読んでたら、まさかの小瀧！！笑意外な展開やったけど、普通に面白かったです！！頑張って下さい！！ (2017年8月2日 18時) (レス) id: 0823b194a4 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 桃赤のリアル設定が読みたいです！完結まで頑張ってください(*^^*)！ (2017年7月18日 22時) (レス) id: e75153ac15 (このIDを非表示/違反報告)
かぁこ(プロフ) - 桃青で切ないお話が読みたいです (2017年7月18日 7時) (レス) id: 017fece595 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 桃赤のりある設定で両片想いの切なめからの甘々なお話が書いていただきたいです！これからも楽しく読ませてもらいます！！頑張ってください！ (2017年7月18日 0時) (レス) id: 4b5807a160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃ | 作成日時：2017年6月11日 19時
