story21 ページ21
＊
「 あれ.... 」
気がつくと辺りは明るくなっていて、自分がうっかり寝てしまっていたことに気づく
小瀧が寝たら、ほんまは帰ろうと思ってたのに。
それにベッドで寝ていたはずの小瀧の姿も見当たらない
風邪なのにアイツ何やってるんや、ほんまに
って、ちょっと待てよ、
今は何時や？
そう思って急いでスマホの時刻を見ると、とっくに９時を過ぎていた
「 やっば！！！ 」
９時ってことは、もうとっくに１限目が始まってる頃やんな？
新人の俺が遅刻なんてしたら....
考えただけでも鳥肌が立つ。
と、とりあえず早よ行かな！
俺はダッシュでジャケットを羽織って玄関へと走った。今更走ったところで遅刻に変わりないのに
「 あれ、流星？どないしたん、急いで 」
「 急ぐに決まってるやろ！もう俺、クビや.... 」
「 え？待ってや、なんか勘違いしてへん？今日は土曜日の休みやで？ 」
「 はい？ 」
土曜日？
俺は再びスマホを開く。するとそこには、はっきりと " 土曜日 " と書かれていた
「 よ、よかったあ.... 」
安心したのか足の力が抜け、その場に座り込む
「 もう焦ったやん。いきなり、そんな慌てて出て行こうとするから 」
「 やって、ほんまに驚いて.... 」
「 はは、まあ流星らしいけど。学校やったら俺起こすし 」
「 ってお前、もう治ったん？普通に喋ってるけど 」
「 う〜んと、まだ微熱やけど全然大丈夫 」
確かに昨日とは比べものにもならないくらい元気やった
「 なら、月曜から学校来れるな。んじゃあ、俺は帰るから。あ！このこと誰にも言うなよ？ 」
「 え〜もう帰るん？もうちょっと居てや 」
「 俺やって暇やないの。昨日のは特別やから 」
とか言いつつ特に何もすることはないけど
「 流星ケチやな〜。まだやることやってへんのに 」
「 え？ 」
「 ポケットの中見ちゃったんよね〜 」
＊
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てぃてぃ - 続編作って欲しいです！ 良かったら作って下さい！ (2019年10月4日 10時) (
レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
藤宮が~る(プロフ) - どうせシゲちゃんとくっつんやろなぁーどうやってくっつくんやろー。って思いながら読んでたら、まさかの小瀧！！笑意外な展開やったけど、普通に面白かったです！！頑張って下さい！！ (2017年8月2日 18時) (レス) id: 0823b194a4 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 桃赤のリアル設定が読みたいです！完結まで頑張ってください(*^^*)！ (2017年7月18日 22時) (レス) id: e75153ac15 (このIDを非表示/違反報告)
かぁこ(プロフ) - 桃青で切ないお話が読みたいです (2017年7月18日 7時) (レス) id: 017fece595 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 桃赤のりある設定で両片想いの切なめからの甘々なお話が書いていただきたいです！これからも楽しく読ませてもらいます！！頑張ってください！ (2017年7月18日 0時) (レス) id: 4b5807a160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃ | 作成日時：2017年6月11日 19時
