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＊
「 先生、放課後ちょっとええですか？ 」
「 別にええけど.... なんかあった？ 」
職員室で資料に目を通していると、重岡がやって来た。小瀧のことばっかり考えていたからか、いつにも増して重岡が真面目に見える
「 今日の授業で分からんことがあって、教えて欲しいんです。お忙しいのにすみません 」
「 え、全然ええよ！そんな謝らんで？それじゃあ放課後空き教室でやろか 」
「 ありがとうございます！じゃあ、放課後！ 」
やっぱり重岡は勉強熱心で真面目で、ほんまにええ子やなぁ。他の子も重岡みたいな子やったら、こんなに俺も悩むことないのに
.
「 ごめんな、待たせて 」
すぐに放課後はやって来た。
俺が教室に行くと、重岡はもう既に来ていて早々と勉強を始めていた。
「 全然、大丈夫です！僕もさっき来ましたから 」
「 よし、それじゃ始めるか！ 」
「 はい！えっと、ここなんですけど.... 」
「 あぁ〜、ここは.... 」
やっぱり頭がええ子は理解するのも早くて、どんどん教科書の計算問題を解いていく
そんな重岡を俺は、ただ見つめていた
「 なあ、重岡はさ、何でこの学校来たん？ 」
それは、ずっと俺が聞きたかったこと。
こんなに頭もええのに、なんで上の学校に行かなかったんやろうか。重岡やったら絶対受かるのに。
「 僕、頭のいい学校で下にいるよりも少し偏差値が下の学校で上にいる方がええなって思ったんですよ。あ、あと神ちゃんもおるし！ 」
「 へぇ〜でも後悔せえへん？男子校やからさ、ここ。絶対共学やったらモテてたのに」
こんな完璧な男、絶対モテるに決まってる
俺がもし、重岡やったら共学行って彼女作って楽しい楽しい学校生活を送るんやろうなあ、なんて考える
「 僕、そういうの興味ないっていうか.... 」
「 なんや、言うことまでかっこええなあ〜 」
「 いえ、そんなんちゃいますよ？先生は....好きな人とかいないんですか？ 」
＊
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てぃてぃ - 続編作って欲しいです！ 良かったら作って下さい！ (2019年10月4日 10時) (
レス) id: 918ca3f2a8 (このIDを非表示/違反報告)
藤宮が~る(プロフ) - どうせシゲちゃんとくっつんやろなぁーどうやってくっつくんやろー。って思いながら読んでたら、まさかの小瀧！！笑意外な展開やったけど、普通に面白かったです！！頑張って下さい！！ (2017年8月2日 18時) (レス) id: 0823b194a4 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 桃赤のリアル設定が読みたいです！完結まで頑張ってください(*^^*)！ (2017年7月18日 22時) (レス) id: e75153ac15 (このIDを非表示/違反報告)
かぁこ(プロフ) - 桃青で切ないお話が読みたいです (2017年7月18日 7時) (レス) id: 017fece595 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 桃赤のりある設定で両片想いの切なめからの甘々なお話が書いていただきたいです！これからも楽しく読ませてもらいます！！頑張ってください！ (2017年7月18日 0時) (レス) id: 4b5807a160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃ | 作成日時：2017年6月11日 19時
