story12 ページ12
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桃 「 俺、こんなんやけど抱きしめてあげることくらいいくらだって出来るし暇やから来て欲しい時には来るから！やから頼ってよ、俺のこと.... 」
赤 「 .....ねえ、俺の中学んときの話もう聞いた？ 」
中学のときの話
それは、きっと間違いなく、あの話だろう
赤 「 その感じだともう知っとるんやね 」
桃 「 ごめん、今日聞いてしまって.... 」
赤 「 謝らんでよ。知ってるのに来てくれたん？ 」
桃 「 だって何も悪いことしてないやん！好きやから付き合った。それだけやろ？ 」
俺って、こんなこと言う奴やったっけ。
少し前までの俺は、こんなこと言わなかったはずなのに
赤 「 もう分かってよ.... 」
桃 「 どういう、こと？ 」
赤 「 俺は男が好きなんよ？やから、こんなことされたら好きになってまうやん.... 」
桃 「 好きになってよ！それじゃあかんの？」
赤 「 それじゃ、あかんねん.... だから、もう俺とは関わらんで？もう全てなかったことにしよう 」
それは重岡に告白する前に戻るということで
重岡は端で静かに弁当を食べて、俺はそれを見て見ないふりして。
今まで普通に過ごしてた日々に戻るだけやのに。
なんで、こんなにも寂しくて嫌なんやろう
桃 「 嫌や。そんなん嫌や！俺だって正直最初は地味だなってことしか思ってなかった。でも、もう重岡くんのことで頭いっぱいやもん！ 」
自分で言ってて気がついた
俺、重岡のこと好きなんやって。
重岡が休んでたときも、ずっと頭で考えて。
今どうしてるんやろとか大丈夫かなとか
こんなん好きやないとないことやろ？
そんな当たり前のことに気づかないなんて
ううん、気づかないフリしていたのかもしれない
赤 「 好きやから俺みたいに嫌な思いして欲しくない。小瀧くんは、ちゃんとした人を好きになるべきだよ 」
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とー - また更新してほしいです。待ってます。 (2017年4月3日 22時) (
レス) id: 2aff07c3f1 (このIDを非表示/違反報告)
あんず - 更新しないんですか？待っています。 (2017年3月25日 9時) (レス) id: ca69af571b (このIDを非表示/違反報告)
きりかみ隊長(プロフ) - コメント失礼します！新作は橙と緑が良いです！更新楽しみにしてます！ (2017年3月16日 3時) (レス) id: 9c7e58a547 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 楽しく読ませてもらっております！しげ受けの小瀧くんか流星くんが読みたいです！更新頑張ってください！！ (2017年3月16日 1時) (レス) id: 4b5807a160 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - 素晴らしい作品ありがとうございます！しげ受け希望でしげりゅせが読みたいです！ (2017年3月15日 23時) (レス) id: 3394e9647b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るんちゃ | 作成日時：2017年3月3日 20時
