12 ページ15
〜真綾side〜
咲ちゃんが作ってくれたお菓子はどれも好評だった咲ちゃんを見ると1人でソファーに座ってプリンを食べていた時々寂しい顔をしていた
私は気になって咲ちゃんの隣に座った
真『プリンおいしかったよ』
咲『良かったです。』
真『咲ちゃんはいつも料理してるの?』
咲『親は家にあまり帰って来ないからいつの間にか自分で作るようになりました。』
真『そうなんだ…寂しくない?』
咲『小学校に入ってから1人で居ることが多かったから何か慣れちゃいました』
まだ小学生なのに…
真『1人で居ることに慣れちゃダメだよ』
咲『えっ!?』
真『寂しいなら寂しいって言っていいんだよ。まだ子供なんだから甘えていいんだよ。』
咲『真綾さん…』
真『咲ちゃん無理して大人になろうってしてるでしょ?まだ大人にならなくていいんだよ』
私は咲ちゃんの頭を撫でた
咲『私、本当は1人が嫌なんです。寂しいです。だけど二人共忙しいから私がワガママ言ったら迷惑かけるから…』
この子はいっぱい我慢してたんだね
自分に娘がいたらこんな我慢させないのに
真『ずっと我慢してきたんだね。今日は我慢しなくていいよ…泣きたいなら泣いていいよ』
鈴『そうやで…泣いてええで』
健ちゃんが咲ちゃんの頭をポンポンと撫でる
すると咲ちゃんの目からポロポロと涙が出てきた
私は抱きしめて咲ちゃんの背中を撫でる
しばらくして咲ちゃんが泣き止んだ
真『落ち着いた?』
咲『はい。ありがとうございます』
真『目赤いね』
貴『はい。これで冷やして』
Aちゃんが冷やすものを持ってきてくれた
咲『ありがとうございます』
貴『たまには家にご飯食べに来てね』
真『私の家にもおいで』
鈴『いつでも来てええからな』
谷『いつでも来いよ』
咲『ありがとうございます』
真『咲ちゃんは笑ってる方が可愛いね』
貴『そうだね』
咲『えへへ』
真『もう可愛い』
私は咲ちゃんに抱きついた
咲ちゃんがずっと笑っていられるように手助けしたいなと思った
160人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユリア(プロフ) - しもっちさん!これからも頑張ってくださいね。応援してます(^▽^)/ (2023年1月5日 15時) (レス) id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
しもっち(プロフ) - ユリアさん» 読んでいただきありがとうございます。そう言っていただけて励みになります。また、紀章さんのお話し書きたいと思っているのでまた読んでください(^-^)愛される作品これからも書き続けていきます。 (2023年1月2日 17時) (レス) id: 3b70467f23 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - めっちゃウルウルしちゃいました!最後はどうなるかと思ったけど、ちゃんと幸せに終わってよかったです(o^―^o)ニコ (2023年1月2日 16時) (レス) @page47 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しもっち | 作成日時:2019年12月2日 20時