番外編1・アレな部屋(轟) ページ44
めも。さんからのリクエストです。ありがとうございました
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『イチャイチャしないと出られない部屋…？』
私と焦凍は真っ白い部屋の中に閉じ込められていた
閉じ込められた経緯は省く
『姉弟でイチャイチャと言われてもね…』
焦「冗談じゃねえ、ぶっ壊すぞ」
『頑張れmy hero』
焦凍は右側の氷結を使ってこの部屋の壁や天井を壊しにかかってる
閉じ込められたことにかなり機嫌が悪くなっているのか顔が険しい
しかし部屋はビクともしない
『すっごい丈夫な部屋だね…なにでできてるんだろう…』
焦「ちょっとは手伝えよ…」
ちっともやる気のない私をギロリと睨む
『いやー私は今敵の個性に捕らえられた一般市民だから…ヒーローが頑張ってるのを見るのが役目』
焦「お前な…」
『ほらほら頑張ってヒーロー』
それかイチャイチャする？と聞いて見たら、舌打ちして拒否られた
えー…それは地味に傷つく…
基本的に姉弟仲は悪くないと思うけれど、イチャイチャとなると別問題だよな…
嫌いじゃないけど無理だ、そういう対象じゃない
というかさっきからすごく寒い
部屋が凍りつきはじめてる
『なんで氷結ばっか使ってるの？』
焦「左使ったら酸素がすぐ無くなるだろ」
『寒いんですけど』
焦「じゃあ、早くどうにかしろよ」
『焦凍で無理なら私やっても無理だって…もう諦めてイチャイチャしようよ』
さっきまでそういう対象じゃないだのなんだの思っていたけれど、この際どうでもよくなって来た
寒さに強いとはいえども、これは寒すぎる
しかも着ている制服は半袖だし、生足だし
その時、
ジュウウウ
『あ！あんた何自分だけ体温調節してんのよ！ズルイ』
霜が降りていた右半身が左側の熱によって溶かされて行くのを見て思わず声を上げる
焦「別にずるくねえだろ…」
クソ、なんだあのハイブリッド個性…
熱を求めて私は焦凍の背中左半分に自分の背中をくっつけた
『あ〜あったけ〜』
背中がじんわり温まって行くのを感じる
焦「おい！何くっついてんだよ…」
離れようとするのでそのまま寄りかかるようにして体重をかける
焦「うっ、重！」
『重くないし！』
失礼な…
腹が立ったのでくるりと体を反転させて首を絞める
焦「ぐっ、やめろって！」
『ははは喧嘩でお姉様に勝てると思ったかバカめ』
ギリギリ絞めつつ高笑いしていると
ガチャン
「条件達成」
『は？』
焦「マジか…」
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如何でしょうか？
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優麻(プロフ) - ミリオの苗字間違ってますよ。通方じゃなくて通形です。 (2018年5月6日 17時) (
レス) id: 05acb75a96 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - ロウバイさん» うおおご馳走様でした……！特に天喰くん！めっちゃ良かったです！これからロウバイ先生とお呼びしてもいいですか！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ロウバイ(プロフ) - めも。さん» リクエストありがとうございました！うまくかけたかどうかは分かりませんか書いてみました！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 6d85eae488 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - この作品大好きです！ファンです。リクで轟くんといちゃいちゃしなきゃ出られない部屋とかその天喰くんバージョンとかお願いします！とにかく轟くんと天喰くんとの絡みがみたいです。 (2018年4月15日 19時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ショタ大好き-望*@こたぬき(プロフ) - すごく面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月10日 0時) (レス) id: 33d5e2312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロウバイ | 作成日時：2018年3月27日 16時
