29話、ジャンクフード ページ35
夏休み直前の休日…見舞いは昨日行った
『あーモフバーガー食べてぇー、なんか知らんけど無性にモフバーガー食べてぇ…』
若干かなり口調が荒くなりながら、定期的に脂っこく味の濃い物が食べたくなるあの衝動に駆られていた
焦「…それ美味しいのか？」
相変わらず居間でゴロゴロし続ける私に首を傾げながらたずねる
『…んー人によりけりかな？私はわりと好き。なんか無性に食べたくなる時があるじゃん…あーゆーの…
はっ…焦凍！あんたもしかしてモフバーガー食べたことない？』
衝撃の事実にガバッと身を起こして勉強中だった弟を見る
焦「…ないな。クソ親父が食べ物は栄養バランスの整ったもの食えってうるさかったしな…」
『信じられん…お坊ちゃんかよ…同じ家に生まれてなんだこの違い…』
焦「ハンバーガーの店だろ、名前は聞いたことある。それで、蕎麦より美味しいのか？」
『…うどんほどじゃない』
焦「蕎麦ほどじゃないのか…」
なんでこれで伝わるんだ…
『んーじゃあさ、今日試しに行ってみようよ！お昼ご飯としてさ』
焦「蕎麦ほどじゃないんだろ…」
『ものは試しよ…あんたは美味しいと思うかも知んないし！それに今日は新作のハンバーガーが発売される』
かなり強引に今日の昼食を決定した
ーーーーーーー
『どう？』
無表情で目の前の照り焼きバーガーにかぶりつく弟を見ながら聞いてみる
焦「しょっぱいな…」
と言いながらも表情は眉ひとつ動かない
『あーたしかに、うち基本的に薄味だもんね』
和食中心の我が家からしたら、味が濃く感じるのかもしれない
焦「でも、定期的に食べたくなる味だな…」
『あーわかってくれたか…そこがジャンクフードの魅力だよねぇ』
やっぱり味覚が若いのだろうか、和食ばかり食べていても私と同じような感想を持ったようだ
焦「ところでそれはなんだ？」
私が持つ白い液体を指差して質問された
『あぁ、シェイクだよ。飲んだことないのか…』
今日が人生初のジャンクフードだもんな
飲んでみる？と容器を差し出すと一口飲んで、甘えと顔をしかめた
『バニラ風味だけど、ほとんど砂糖だもの。そりゃ甘いよ』
といえば
焦「太るぞ」
私もよく無神経だと言われるけれど、こいつも大概だと思う…
とりあえず蹴っておいた
？「お！轟じゃん、彼女？」
いきなり声をかけてきた人物は…
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優麻(プロフ) - ミリオの苗字間違ってますよ。通方じゃなくて通形です。 (2018年5月6日 17時) (
レス) id: 05acb75a96 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - ロウバイさん» うおおご馳走様でした……！特に天喰くん！めっちゃ良かったです！これからロウバイ先生とお呼びしてもいいですか！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ロウバイ(プロフ) - めも。さん» リクエストありがとうございました！うまくかけたかどうかは分かりませんか書いてみました！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 6d85eae488 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - この作品大好きです！ファンです。リクで轟くんといちゃいちゃしなきゃ出られない部屋とかその天喰くんバージョンとかお願いします！とにかく轟くんと天喰くんとの絡みがみたいです。 (2018年4月15日 19時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ショタ大好き-望*@こたぬき(プロフ) - すごく面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月10日 0時) (レス) id: 33d5e2312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロウバイ | 作成日時：2018年3月27日 16時
