26話、三者面談 ページ32
今日は待ちに待ってなど決してない三者面談の日だ
進路が決まったとはいえ、補習地獄なのだ…
担任からの言葉は当然きつくなるだろう…
そろそろ時間だな…
待機する人のために教室の外に置かれたパイプ椅子に座りながら足をぶらぶらさせていた
面談にはいつも通りお姉ちゃんが来るだろう。焦凍の時はお父さんが行くけれど、私の時には来たことがなかった
期待されていると言うのも大変なもんだ
仕事を休んでまで失敗作のために時間を作りたくないと言うことだろう…
別にそれに対して何か思ったことはなかった
小さい時から、ほったらかしにされてそういう感覚が麻痺したのかもしれない
だから
『え！？お父さん！？なんで？』
廊下の向こう側からお父さんがこちらに歩いて来たときは今年1番驚いた
炎「なんでって三者面談だからだろう…
三年生になってまでつい最近まで進路も決めずフラフラしていた娘の面談に来ない親がどこにいる」
『え…だって今まで来たことなんてなかったじゃない…』
拍子抜けしてしまう私
炎「お前は成績が優秀だったから心配などいらないと思っていたのだ。
焦凍と違って友達も多いみたいだし、学校の活動にも積極的だったからな…
バカをやっていることもあったみたいだが、将来のこともちゃんと考えているだろうと俺は勘違いしていた…」
声のトーンが低くなる、反対に炎のヒゲは勢いを増したような気がする
炎「冬美から全部聞いたぞ…ヒーロー科の先生になりたいそうだが、単位が足りないと…本当に何も考えずに普通科に入ったんだな…」
『あはは…おっしゃる通りでございます…お父様』
もう笑うしかない
No.2ヒーローに凄まれていたたまれなくならない人がいたら教えてほしい
ガラガラと教室の扉が開いて私の前の男子が出て来た。
「えっ！エンデヴァー！？」
と声を上げた後、これ以上ないくらい縮こまっている私を見て、あっと察したらしく小さく会釈をした母親を連れてそそくさといってしまった
「次轟さん、どうぞお入りください」
という担任の言葉が死神の死の宣告に聞こえたのは私だけでしょうか？
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優麻(プロフ) - ミリオの苗字間違ってますよ。通方じゃなくて通形です。 (2018年5月6日 17時) (
レス) id: 05acb75a96 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - ロウバイさん» うおおご馳走様でした……！特に天喰くん！めっちゃ良かったです！これからロウバイ先生とお呼びしてもいいですか！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ロウバイ(プロフ) - めも。さん» リクエストありがとうございました！うまくかけたかどうかは分かりませんか書いてみました！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: 6d85eae488 (このIDを非表示/違反報告)
めも。(プロフ) - この作品大好きです！ファンです。リクで轟くんといちゃいちゃしなきゃ出られない部屋とかその天喰くんバージョンとかお願いします！とにかく轟くんと天喰くんとの絡みがみたいです。 (2018年4月15日 19時) (レス) id: 01fe185b4f (このIDを非表示/違反報告)
ショタ大好き-望*@こたぬき(プロフ) - すごく面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2018年4月10日 0時) (レス) id: 33d5e2312d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロウバイ | 作成日時：2018年3月27日 16時
