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「健人くん、」
おれね、おもうことがあるの。
赤ちゃんに話すような口調。
同じことを言われているのに、なあにって返すことも出来ない。
「けんてぃーは、風磨くんと、仲良くしたいんでしょ？」
ぽんぽん。目を拭いていた手が頭を撫でてくれる。
ううんってノーを言うのも馬鹿らしくなって、素直にうんってイエスを伝えた。
「よかったあ」
ふわふわ、から、ふよふよした笑顔の松島は何となく、菊池に似てる。
「それ聞けただけで、まんぞく」
ありがとうって俺を労るコイツがすきなひととかぶって見えてしまって、また、そうにごめんと言った。
「あはは、けんてぃー、好きなんだねえ」
すき、躊躇いなく出た言葉は涙と共に滲んで消えた。
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cororo(プロフ) - 初めまして。もう、最初の一文で惚れましたっ！ぱんださんの言葉がきれいで、大好きです。暑いので、お体に気を付けて無理せず頑張ってください。応援してます！ (2018年8月22日 21時) (
レス) id: 91ea2f3c57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱんだ | 作成日時：2018年8月7日 21時
