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日の落ちてきた夕方。
窓の外はまだ明るい。



マリウス。

机に向かう、珍しく大人しい彼に声をかければ、しぃ〜って指を立てて声を出すのを禁じられる。


何してんのって手元を除けば、『風磨くんと健人くん仲直り大作戦』とノートに書かれた丁寧な字が見えた。


「なにこれ……」


「見ればわかるでしょ」


だいじょうぶ?だなんて舐め腐った顔で俺の事を見るマリはどうやら年上二人の(痴話)喧嘩に付き合えきれなくなったらしい。

こうなったら実力行使!!!!とノートの隅に書き殴ってるのを見て、ちょっとだけ同感した。



「……具体的になにすんの」


「……」


「いや、決まってないじゃん」


そう言えばもぉ〜〜って頬を膨らませたマリがぐちゃぐちゃ文句を言い出す。


「だったら勝利くん考えてよ!」


「おれ?」


「あ、そうちゃんも呼んでね」


最終的にパしらされた俺は聡を呼んできて三人でマリのノートを埋めて行った。

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cororo(プロフ) - 初めまして。もう、最初の一文で惚れましたっ!ぱんださんの言葉がきれいで、大好きです。暑いので、お体に気を付けて無理せず頑張ってください。応援してます! (2018年8月22日 21時) (レス) id: 91ea2f3c57 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんだ | 作成日時:2018年8月7日 21時

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