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謎だらけのグアムの夜(カグア視点) ページ37

シオンと謎の黒い影…。

黒い影の語るものは、信じられないものだった。

『まさかシオンが、逃げ出した実験台だったなんて…』

茂みに身を潜めていた私達は、本当に驚いた。

ミセア「どうするんですか、ミレナさんに報告しますか?」

ネム「僕が言ってくるよ」

『よろしくお願い致します』

シオンが…逃げ出した実験台……。

『シオン……シオン…シオン?』

ミセア「?」

アカルア「シオンがどうしたの?」

『ミセア、アカルア、あなた方もミレナの元へ行きなさい』

2人「?了解」

2人が去っていく。海へと走る

『シオン……何処かで聞いたと思ったら…詩音…なのか』

とにかく今はシオンを助けなければ。

茂みから出て、シオンに近づく。

『シオン、無事でしたか?』

シオン「カグア!なんでここに?」

『ミレナからの指示でして、あなたを見守れと、危なくなったら助けろと』

シオン「ミレナが?…あ!ミレナは大丈夫なの?!」

『……大丈夫ですよ、きっと……って言いたいところですが』

シオン「?!?!」

『ミレナは…やや危ない、というか危険すぎです』

【children】の一部の権利を持つ私は、主人であるミレナの状況もわかる。

このままでは、ミレナは命を落とす可能性がある。

傷が深すぎる、私たちの回復魔法じゃ足りない。

というか、深いの域を超えている、貫通している。

状況をシオンに説明すると、シオンの顔は真っ青になった。

視点が安定していない、かなり動揺している。

『こんなところにいても始まりません、ミレナのとこへ行きましょう』

私は無理やりシオンの腕を引っ張って、海岸へ走っていった。

混沌な夜→←これが……私の…おしまい?



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マリン - Mirenaさん» ほんまそれな(白目) (2019年5月1日 10時) (レス) id: fc6d09a438 (このIDを非表示/違反報告)
Mirena(プロフ) - マリンさん» いやーシオンの能力引き出すには必要な事でだねー() (2019年5月1日 9時) (レス) id: 095cac289b (このIDを非表示/違反報告)
マリン - ええええええ?話が急で…(おい) (2019年5月1日 7時) (レス) id: fc6d09a438 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - Mirenaさん» めっちゃ大変そう。 (2019年4月29日 22時) (レス) id: fc6d09a438 (このIDを非表示/違反報告)
Mirena(プロフ) - マリンさん» 苦難だよね知ってる (2019年4月29日 22時) (レス) id: 095cac289b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mirena | 作成日時:2019年4月5日 22時

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