勝手にシェアハウス（夜行性のイラストレーター視点） (ページ21)

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【children】ページ21

出会い厨達がいた痕跡が完全に消えた頃

シェアハウスには再びステキな日常な訪れる。

毒も完全になくなった

私は部屋で「能力」に関する事をしていた。

もう二度と使いたくないと拒んだ私の「能力」

シェアハウスにいる人は何かしらの能力を持っている。

私が持つ「能力」は【children】と呼ばれるものだった。

【children】は、私が今まで描いてきたオリジナルキャラクターを呼び出して戦わせる事が出来る

しかしそれには制限がある。

１つ、描いてから60日経たないと呼び出せない。

２つ、名前と簡易的でかつ明確な設定がある事。

３つ、戦闘の時のみに呼び出せる。

４つ、呼び出せるのは1度の戦闘に7人まで。

私は、自分の子達が傷つくのは見たくなかった、辛かった。

だから使うことを拒んだ、使いたくなかった。

だけどあの子たちに夢で言われた。

私たちにも、守らせてと、戦わせてと、必死な顔して言われた。

だから、もう一度使う事にした、あの子達が言うなら、私は使う。

【children】を使うには、改めて名前と設定を確認しなければならない。

それに、この子達の武器や、戦い方の設定も付け加えれなきゃいけない。

一番お世話になったのは、ルリジョウだった。

ルリジョウは、一番付き合いが長い。いつも助けられた。

あとは、トワとかセイヤ、ミコトとか、たくさんお世話になってた。

そのくらいお世話になったのだから、あの子達が望む事をしたい。

夢の中で1人1人の望む戦い方を聞いて設定し直した。

設定し直しただけなので、呼び出すことは出来る。

しかし、ほんとに呼び出せるかどうかは、戦闘の時にならないとわからない。

なので、その時まで待たなくてはいけない。

でもこれで、あの子達の願いは叶えられる。

【children】と呼ばれる私の「母さん達」、美しい存在である。

これからも私の、私たちの道を示してくださいな。