HiGH＆LOW 《短編集》 (ページ1)

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コブラ×甘えたページ1

『ねぇー。』
コ「...」
『ねぇーってば！』
コ「あぁ？」
『あぁ？じゃなくて！！』
コ「...」

もう。さっきからこの調子。
なにするわけでもなくただずっと後ろから抱きしめられてる。
1時間はたったよもう。
はぁー。いつ終わるやら。

『ねぇ。今日はナオミちゃんのお店行かないの？』
コ「いかねぇー。」
『なんで？』
コ「別にどうでもいいだろ」
『だってー...』
コ「さっきからうるせえな」

ちゅｯ

『ｯ！！な、なにすんのいきなり...！！』
コ「うるせえから塞いだだけだ」
『ふ、塞ぐって！』

ちゅｯ

『...んっ...コ...コブラ...ちゅ...』
コ「ん...しゃべんじゃねぇ...んっ」

...てか、長い！長すぎる！
息！酸素不足！！

『はぁ...はぁ...』

ようやく離してくれた...。
肩で息を吸うA

コ「わかったら黙ってろ」
『......』

何なのほんとに今日は。
ん？まてよ？前にもこんなことあったようなー...。
もしかして

『きょうは甘えたなの？』
コ「...」

そう。前にもこんなことがあった。
1ヶ月に一度あるかないか
その名も「甘えたday」
いやー。いきなりくるんですよねこの日

『ねぇーねぇー。甘えたなんでちゅか？』
コ『...うるせー。.........///』

照れてる。めっちゃ貴重。

『ふふふ。かーわいい♡』
コ「......」

返事が帰ってこない代わりにさっきよりも抱きしめる力が強くなった。

『コブラ。』
コ「...」
『前からがいい。わたしも抱きつきたい』
コ「...」

そういうと無言のまま前から抱きしめられた。
うん。やっぱこの方がいい。

コ「...好きだ((ﾎﾞｿｯ」
『んー？なんていったの？』
コ「......なんでもねえ」

コブラなんて言ったんだろー？
でもなんかこういうのって

『こういう日もいいね』
コ「あぁ」

喧嘩をしてる時のコブラも好きだけど
やっぱ二人でいる時間が一番好き

なんかあんまり甘くならなくてごめんなさい...
けっこう難しい...