立海に転入してきた不思議を極めた不良美人は2 (ページ1)

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51話ページ1

食べすぎたのか動けないからだを起こしステージに立つ跡部を見る

｢今から風呂について説明する
男は右、Aは左にある扉を開けろ。
真ん中の扉は混浴になっているから誰でも入れる
中には好きな匂いの風呂にできる施設がある
そばがら風呂、納豆風呂、お好み焼き風呂なんてものを作ったやつもいる｣

チラッと氷帝部員を見た跡部の視線を交わすように下を向く数名

好みを覚えているから誰が誰かよく分かる
まさか、忍足と向日と宍戸がそんなやつだったとはな
いや、宍戸じゃなくて鳳の可能性もある……
あいつならやりかねん

｢以上だ！好きな時に入りやがれ！｣

それだけ言いステージから飛び降りる跡部を横目に走って混浴に行く

チョコ風呂、綿あめ風呂、クッキー風呂

脱衣所に設置されているオシャレな水着に着替え匂いの元をお風呂の中に入れる

ふわっと甘い香りと同時に着色粉によって色の着いた水を体にかける

｢しあわせ……｣

お風呂に沈んでいくようにしてゆっくりと体を沈ませていった