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どうしよう、折角影浦隊に入れてもらえたのになにやってんだろ〜、とごちっていれば、何をそんな心配してんの？と首を傾げられる。さらりと短い金髪が垂れた様を、ぼけっと見つめる。
「え、だってさ、そんな、迷惑じゃん」
「今更？」
こてん、と再び反対方向へ首を傾げる出水に、顔を顰める。
「うｯ。いや違う…。憧れです、尊敬してますは分かるけどさ、いきなり自分の弟子が好きだ！！ってなったら困るじゃん！！どう返事しても気ぃ遣ったりするじゃん！！カゲさん優しいからフるの凄い勇気入ると思うんだよね」
「いや何で振られる前提なのお前」
「え、振るしかなくない…？こんな、息するだけでかっこいいとかいう随分やばい奴だよ…？寧ろ今まで傍においててくれたのが奇跡…やばい泣きそう」
「情緒不安定かよ落ち着け」
反動をつけ起き上がったと思えば再び机に突っ伏す私をなだめる二人。
随分酷い絵面だが、顔も良ければ優しさも兼ね備えてる二人は何だかんだ言って面倒を見てくれるのだ。圧倒的感謝。
「だから来たくなかったんだよ〜…休めばよかった…お兄ちゃん助けて…」
「兄ちゃん来たら余計めんどくさくなるだろ」
「確かに…やっぱ来ないで、でも励まして…」
「兄ちゃん不憫」
もう生きていけない、と言いながら最後の授業の準備をする私に、真面目か。と突っ込む米屋。
こうなったらホームルームの後ダッシュで帰るしかないと決意を新たにしていたのだが。
「影浦先輩に連絡しといたからちゃんと放課後残れよ」
「米屋ぁぁぁぁ！！！」
瞳を輝かせスマホの画面を見せてくる米屋。この野郎。次の授業先生から永遠に当てられ続けてしまえ。
「まぁまぁ、良い方に転ぶかもじゃん？」
「出水……そんな可能性ある…？振られる未来しか視えないんだけど…」
「迅さんか」
「誰…」
なんかめっちゃ強い人だという薄ぼんやりとした記憶はあるが、今はそんな事を言っている場合ではない。
俺は成功する未来の方が色濃いと思うけどな、と優しさの塊の出水。
「出水優しいね…やっぱモテる男は違うんだね、凄い」
「え、俺モテんの？マジで？」
「あ、ちょっと今ので台無しです」
「理不尽」
顔を覆う私の平坦な声に、声を出して笑う米屋。君も人気者だよこんちくしょう。
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Umi(プロフ) - 君の瞳に鉛弾さん» オワー！！共に沼で遊びましょう！コメントありがとうございます！ぜひ影浦くんに溺れてください(？？？) (2021年10月18日 14時) (
レス) id: 1d9c35310c (このIDを非表示/違反報告)
君の瞳に鉛弾 - 影浦沼は存在したのだ…こちらこそ供給過多で窒息死しそうです (2021年10月11日 4時) (レス) @page25 id: 04b80a02c7 (このIDを非表示/違反報告)
Umi(プロフ) - Aさん» ありがとうございます！わぁぁそう言って頂けてとても嬉しいです…！！ぜひ影浦沼へっ！続きがんばります！ありがとうございます！ (2021年9月19日 18時) (レス) id: 266bb1a809 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 続編おめでとうございます！めちゃくちゃお話が好きで一気に読ませていただきました！これからも続きが楽しみです、、、今ものすごくキュンキュンして推しじゃないのにカゲさんが好きになりそうです、、、、！更新待ってます！ (2021年9月18日 12時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2021年9月17日 11時
