5 ページ7
カノside
「うひゃーーー……」
「も、もう一体現れたぞ？！誰の個性だ？！」
こんな大きいものになったことなんてなかったけど、上手くできてるっぽいね。
問題はロボに認識されるかどうか、あと、ロボどうし攻撃しあわないことになってるかどうかなんだけど。
『……。』
攻撃はしてこない。
と、いうことは、恐らくこのロボは個性を認識する。
そして、ロボどうし攻撃しあわないように設定もされてる。
どんな技術かは知らないけど、助かった。
これで彼女が物陰に隠れる時間は確保出来そうだ。
「も、もう大丈夫！！」
彼女の声が聞こえる。
よし。
パッとといてパッと隠れよう。
『っしょっ、と……っぶな…！』
もう少しでロボの腕が当たるところだった。
危ない危ない。
でも、隠れるところは多分見られてる。
「え、えと」
『うわ、ごめん、気づかなかった！』
彼女もこっちに隠れてたのか。
「全然！大丈夫！！」
『そっか…あ、こんなことしてる場合じゃないよ、多分追ってくる。建物の間通りながら遠くに行こう。』
「了解！」
うん、素直な子だ。
自然と安心させてくれる子っていいよね。
焦らなくて済む。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
_
…結構遠くまで来たつもり、だけど。
やっぱりステージの広さ的にもこれが限界か。
もう少しで先回りされるな……。
ここで戻ってもいいけど、多分ほかの小さいロボもいるだろうし…。
……音的に、ロボは左方向から来てる。
『…僕が先に出て、囮になる。怪我をしてるし、キミは僕が右に曲がって、ロボがここを通り過ぎて少ししてから左に逃げて。』
「で、でも」
『大丈夫、さっきの僕の個性、見てたでしょ？』
「…わかった。」
ものわかりもいいのか。
こういう子で溢れればいいのに。
…何様なんだろうか。
自分の思考回路にふ、と笑いながら、フードを大きくかぶって通路を出る。
ちょうど、ロボの目の前に立つ形になった。
『ほらほら、こっちだよ？』
嘲笑いながら。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←4
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 10人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あくしすちゃん。(プロフ) - 千尋さん» コメントありがとうございます！そのようなお言葉をかけて頂き有難いです…_(:3」∠)_ (2018年11月1日 22時) (
レス) id: 6445a23069 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - カゲプロとヒロアカのクロスオーバーってあんまり無いから嬉しいです！更新頑張ってください！ (2018年11月1日 22時) (レス) id: c2965789e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あくしすちゃん。 | 作成日時：2018年10月31日 7時
