どうやら、5年以内に死ぬらしい。【ヒロアカ】 (ページ49)

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図書館3 ページ49

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かっちゃんたちの試合は、やっぱり何度見ても壮絶なものだ。

よく幼なじみ相手に、あれだけ勢いのいい攻撃できるよなぁ。

かっちゃん戦のMVPは飯田くんだとは言われていたが、かっちゃんとデクくんの機転、お茶子ちゃんの対応力も見事なものだ。
そこを評価しながら最後のレポートをまとめた。

予定の18時45分より少し早い18時半に図書館を後にして、約束通り、学校の自動販売機で飲み物を買ってもらう。

既に日は沈んでいて、自動販売機が明るさが、やけに眩しかった。

「何を飲むのか？」

「水」

「5種類くらいあるんだが」

「まじか。……うーん、あ、これにする」

水が五種類も展開されている雄英高校、強すぎるな？
数種類ある自動販売機の中から、見覚えのある軟水のパッケージを選んで購入する。

お茶や、ジュースの展開がより豊富なのは、もはや言うまでもないだろう。

「なぁ、水澄の個性って、体内の水を増大させて放出するんだろ」

「そうだね」

「自分の水を飲んで生活すりゃ、無限じゃねーか」

私の個性は、大体10万倍まで水を増やすことが出来る。今後の訓練次第では更に増えるだろうし、確かに、無限とも取れるかもしれない。

「轟くんはさ、自分の作った氷食べたい？」

「……俺の氷は食用ではないだろ」

「同じだよ」

「なるほどな」

轟くん印のかき氷とか、めちゃくちゃ人気でそうだけどね。

体内のどういう原理で水と氷が出るのか分からない以上、安易に口にするものでは無いと思う。