どうやら、5年以内に死ぬらしい。【ヒロアカ】 (ページ47)

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図書館1 ページ47

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放課後、デクくんから非常口飯田くんに委員長が変わったあと、相澤先生にお昼の轟くんとの会話を伝えた。

「いいけど、課題に轟の手を借りるなよ」
とだけ注意を受けて、轟くんに声をかけて教室を出ていく。

「水澄と轟、どこ行くんー？」

「図書館。上鳴くんもいく？」

「俺は、図書館には縁がないんだ」

廊下ですれ違った上鳴くんは、引きつった笑みを浮かべて去っていく。

ところで、雄英高校の図書館が細かく描かれていたことは無いけど、どんな構造しているんだろう。
体育館やグラウンドがあれだけ凄いから、きっと蔵書量も多いんだろうな。
ヒーローに関する本もいっぱいあるだろうし……

ベストジーニストの自己啓発本とかあるのかな。ちょっと読みたい。

「水澄、受付はあっちじゃないか？」

「…………そうなんだ、ありがとう」

真っ直ぐに目的地に向かう轟くんを責めることは出来ず、渋々背中を着いていく。
少しだけ眺めた本の種類は驚くほど豊富だった。
今度ゆっくりきて、本を借りるしかない。

図書館に貯蔵されている映画なども見れるようだが、今回は課題がある旨を伝え、二人用ボックス席を借りることにした。

「18時45分には図書館は閉めるので、それまででお願いしますね」

図書館は地下2階、地上2階の4階建てになっていて、地下は書庫、地上１階は閲覧席や一般書、二階には専門書が置かれていたり、今日利用する閲覧席があったりする。

「轟くんの中学校もこんな感じだった？」

「いや、そんなことはねぇ。
雄英の図書館は、大学レベルらしいからな」

「なるほど」

小声で会話をしながら、ボックス席に腰掛ける。

「じゃ、つけるぞ」