どうやら、5年以内に死ぬらしい。【ヒロアカ】 (ページ20)

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個性把握テスト8 ページ20

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「水澄ん家どのへん？
駅まで一緒に帰らねぇ？」

「あーごめん。
私、雄英から徒歩10分のとこに家借りてるんだ」

「まじか！分かった。明日なー」

「うん、ばいばーい」

めちゃくちゃ上鳴くんに気に入られてしまったな。

あまり関わりすぎると、後が辛くなるから気をつけなきゃ。
私はそう肝に銘じて、帰路をたどった。

『もしもし？今日は何？』

「私の入学試験って、どんな風に行われたことになってるの？」

私の代わりに誰かが落ちていたら。
と考えたらゾッとしたが、A組は21人で、全員揃っている。

『特別枠！
去年まで海外にいたことになってるよ』

「おー……まじか」

特別枠な気はしていたが、海外にいた設定はまずくない？

私、英語喋れないよ？
せいぜい、英検3級レベルよ？？？

『ところで、個性把握テストどうだった？』

「身体能力が上がっているのをを感じた」

どの記録も10点満点を少し上回っている程度だ。

今までは、7～8点くらいだったからまるで自分じゃないみたい。

『なら良かった。
きっと、勉強の時もそう感じるだろうから、明日楽しみにしときなよ』

「……そーだね」

そうだといいね。
雄英に入学できるくらいの学力には、一応なっているんだもんね。

確か初日は、プレゼント・マイクの英語があったはず。
帰国子女設定なら絶対当てられるだろうなぁ……

恐怖を感じた私は、英語の教科書を少しだけ予習して、日付が変わる頃に眠りについた。