【2j3j】太陽の子3【異能/学園パロ】

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校長「にしてもまぁ

　 よくこんなに大きな校則違反をしたよね

　 歴代初めてだよ」




机を挟んでおかれた

ソファに座って



私と不破さんは校長と対談していた





恐らく警察から渡されたであろう資料と

健屋さんから渡されたであろう診断書が

机には並んでおり




一つ一つに目を通しながら

校長は私たちに語り掛けてくる









校長「立ち入り禁止区域への侵入
　 禁止されたバイト
　 依頼以外の異能戦闘

　 これはリトルライトとしては正しいのか？

　 まぁ、諸々含めて

　 処分を決めないといけないな」




こうして並べられると

かなりの量の違反をしたんだと実感する









これ、かなりやばくない、、、？





なんて今更心配していると

















不破「Aちゃんは悪くないんです。」






不破さんが静かに口を開いた






不破「Aちゃんは、俺を偶然見かけて

　 それで、付いてきただけなんです

　 いわば、俺が巻き込んだんです」


だから、処分は、俺だけにしてください










いつになく真剣な声で



不破さんはきっぱり



そう言い切った



















普通



この状況で






自分だけ処分を免れるなら




喜んでそうするだろう




誰だって罰を受けるのは嫌だ














でも



















わたしは



















いやだ













一人だけ逃げるのは嫌だ












守られるだけは嫌だ











だから
















『私は、自分の意志で着いていきました







　だから、私も処分の対象です』












私は、自分のしたことは自分でけりをつける





他人の強がった偽善で助かるなんて



プライドが許さない














不破「いやAちゃんは、、」

『まだかっこつけるんですか？！』

不破「そうやなくて！！」

『なら私も罰は受けますっっ』

不破「それとこれは話がちゃうやろっっ」












校長「二人とも落ち着いて」







お互い譲らずにヒートアップしていると



校長が若干引き気味に割り込んできた










校長「とりあえず座りなさい」






そういわれて初めて


自分たちがいつの間にか

立ち上がっていることに気が付いた





急いで座りなおした










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