【2j3j】踊ってたら知らないうちに応募されてた件

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『ね〜え〜クスちゃぁぁぁぁん』

楠「なんですか騒がしい」


あの初コラボから早二週間、
だんだんと寒さも本格的になってきて
乾燥肌の私はそろそろ対策を始めないとなと
思うような季節


あのコラボはしばらくトレンドに乗り続けて
刀也先輩は自分の配信で

剣持「マジでいつか潰すので。
　 そしてお前たち、
　 これは媚じゃないからなっっっっ」

と必死の弁解をしていた。

『やっとアイドルデビューか』

と打ったコメントに

剣持「ハイ制限かけました。
　 これであいつはもう僕に意見を言えないですね」

とスパム判定されて
不機嫌になったのも
もうとっくの昔のように感じる。



そんな私がなんでまた事務所にいるのかというと

『やっぱ炎上した感じだよねぇ〜、、、』

そう、一部の刀也先輩のリスナーさんが

「流石にやりすぎ」
「かわいそう」

などと怒ってしまったのだ。

それを見た私はというと

『うっひゃぁぁl！！！
　初めて炎上したわ、スゲ〜これが炎上かぁ、、、』

という危機感もくそもない感想を持ち
クスちゃん(マネージャーへの愛称。勝手につけた)に
『炎上記念配信とかやっていいかな？！？！？！？』

とメールしたところ
と緊急で呼び出されたわけだ。



『そんなに大きく燃えてる感じなの？』

楠「いえそんなんではないですね、
　 剣持さんとは何回かお仕事させてもらってますが、
　 彼がそんな簡単に命令を聞くことはないと思うので、
　 多分本番何かやってきますよ、、、、、」

『だよねぇ、、
　ま、あの人ならなんでも面白くなるでしょ(他力本願)』

ズズズッとカフェオレを啜りながら
台本をめくる。

楠「マジででも炎上記念配信はだめだからね
　 不謹慎すぎるし、何より火に油を注ぐから、、、」


でも自分が面白いって思った配信をしたいからなぁ、、

何より今回の批判も私悪いって思ってないからなぁ((((



面白ければいいじゃん精神の私にとって
今回の事はいい教訓になった

同時に、自分が持つ影響力に
驚かされた、、


私ってもしかして人気？(((((


楠「きいてる？Aさん？？？」


ぼけっとそんなここを考えていたら

ちょっとお怒りムードのクスちゃんににらまれる


『あたし。あふぇおれお代わり取ってくるねぇ〜』


こうゆうときは、逃げるが勝ちでしょう(やめなさい)


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