20あまり1つめ。 ページ21
・
「すっげ────！！USJかよ！！？」
着いた場所は一見、たくさんのアスレチックのようでもあった。
13号「水難事故、土砂災害、火事……
あらゆる事故や災害を想定し、僕がつくった演習場です。その名も……
「(USJだった！！)」
そう説明したのは、厚い宇宙服に身を包んだスペースヒーローの13号だった。災害救助に長けている有名なヒーロー、13号にクラスメイトは既にテンション高めだった。
13号「えー、始める前にお小言を一つ、二つ…三つ…四つ…」
「(増える…)」
13号「皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性は"ブラックホール"。どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます。」
13号の言葉に、緑谷がすかさず反応を示す。麗日も首が取れんばかりに頷いていた。
13号「しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にも、そういう個性がいるでしょう。」
Aは13号の言葉に、そっと自分の手のひらを眺めた。白くて柔らかい、幼さの残るそれ。果たしてこれで、自分の
そんなことをぐるぐると考えていると、困ったように笑った耳郎に肩を叩かれてはっとする。
耳郎「すぐなんか考え出すよねアンタ。意外だよ、ほんと」
『なんも考えてないよ？』
耳郎「嘘つけ」
『！……。』
笑った耳郎にデコピンを食らったAは、びっくりしたように1歩後ろに下がった。両手で額を押さえて、拍子抜けしたような顔をする。13号の話はとっくに終わっていたようだった。
相澤「そんじゃあまずは…」
ズズ…と何かが擦れるような、無理やり開かれる音。相澤が振り返ると、この場所の中心、広場のような場所に何かが広がり、出てきたのは────
相澤「一かたまりになって動くな！！！13号！！生徒を守れ！！」
切島「何だアリャ！？また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？」
相澤「動くな！！あれは、敵だ！！！！」
いつになく真剣に、相澤はゴーグルを付けて、首元の捕縛布を広げた。
・
──────────────────────
デコピンAちゃん
http://uranai.nosv.org/img/user/data/a/2/4/a248d02ab4ffa9066c8e008e30b09bd1.png
作者の耳郎ちゃん好きがバレちゃう…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 973人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゅる(プロフ) - すごく面白くて初めて感想描いてみました、、いままで読んできた小説の中で一番設定が好きです！ (11月11日 0時) (
レス) id: aed173f286 (このIDを非表示/違反報告)
えと(プロフ) - 応援してます！ (2023年2月21日 2時) (レス) id: ee7dad60ab (このIDを非表示/違反報告)
⚪︎△ - 家での様子見てみたいです！おうえんしてます！！ (2022年12月7日 20時) (レス) id: 5a19af4b70 (このIDを非表示/違反報告)
ここ - この作品一番好きです！ 応援してます！！ (2022年12月6日 22時) (レス) @page36 id: 9bac72a933 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 可愛い 好きすぎます 頑張ってください!! (2022年9月20日 17時) (レス) @page29 id: badda1f22b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
