5話 ページ7
『も、もしも...』
奏「A！避難しろって俺は言ったよね！？なんで萩といるんだ！怪我してない？大丈夫！？」
あまりにも大きい声が聞こえ、つい耳からスマホを離す。いつも冷静な兄が焦っている声に萩原さんは驚いているようだった。
『いや、あの...模型解体した時に...分かりづらいところに遠隔操作のコードあったの思い出して、...その、さっき見つけた時に形似てたなって思い出したら切ってなかったら起爆しちゃうかもって思っちゃって......うぅ、ごめん、兄さん』
萩「兄さん！？仁科ちゃんの妹！？」
更に私が妹だと知り驚いた声を上げる。
奏「後で帰ってきたら説教だからね。萩...隣にいるさっきスマホ渡したやつに返してあげて、」
『う、うん...ごめんなさい兄さん...。あ、スマホ...兄さんが返してって...』
萩「ん、ありがと。もしもし？...へ！？いや、その、だって暑苦しいし...うへぇ、...わかった、わかったよ...」
きっと過保護な幼馴染2人にも伝わっちゃうんだろうなとしょんぼりしていれば萩原さんも焦ったような表情になる。電話を切ればため息をついた。
萩「はぁ、説教が待ってるけど...さっさと解体しちまうかぁ......妹ちゃんが遠隔は止めてくれたから...ぱぱっと終わらせる...君は危ないから先に避難してて、」
なんて伸びをしながら言う姿に頷くが再度彼を見つめる。
『避難はします...でも貴方が防護服を着たらします。説教って着てないことに対してですよね？だったら着るまで見張ります』
萩「ふは、仁科ちゃんの言う通りだ。わかった着てちゃんと作業する...」
なんて笑って彼はしっかりと防護服を着てくれた。よかった、解体に関しては絶対大丈夫だろうから安心して任せよう...。
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nekonatsu6(プロフ) - すいません💦33と34が抜けてるんですけど間違いですか?間違ってたらすいません！これからも頑張って下さい！応援してます！！ (2022年5月24日 22時) (
レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白くて一気に読んでしまいました!!リクエストなんですが、映画の純黒の悪夢(できればキュラソー救済からの警察側の仲間になる)を読みたいです!!よろしくお願いします。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月21日 11時) (レス) @page34 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月彗 | 作成日時：2022年5月9日 23時
