4話 ページ6
友人と共に避難をしようとしたタイミングでふと嫌な予感がし、立ち止まった。
思い出した...確かここで同期の1人が亡くなるんじゃなかったっけ...確か遠隔操作...そう、遠隔操作だよ！兄さんとさっきのと似た形の模型解体した時もついてたじゃん遠隔操作のコード！
「A！？なにしてんの！早く避難しないと！！」
『ちょっと先に行ってて、すぐに追いつくから！』
「A！！！」
本当は戻るべきじゃないのは分かってる、怒られるのもわかってる、話だけ聞いてて会ったことない彼を救う理由がないのも分かっている...でも、死ぬってわかってるのに、救える可能性があるのに救わないのは嫌だ...。
先程爆弾を見かけた場所のドアを開けると防護服を着ず、タイマーが止まってるからか電話をしている男と防護服を着た他の隊員の姿が目に入る。タイマーが止まってるってことは光電管があったとしても止めているはず、水銀レバーだけ警戒すればいい...。隊員の制止の声や自分を捕まえようとする手を避け、驚く防護服を着ていない彼の声を無視して開かれてる爆弾を見る
「ちょ、ちょっと君！危ないから避難を」
「なんで避難していないんだ！？」
萩「え、女の子！？なんでここに...」
『やっぱり、なんでここのコード切ってないんですか！それに防護服も着てないし！！』
すぐに出せるようにポケットに入れていた解体セットからペンチを素早くだしては、怒りながら遠隔操作を止めるコードを切る。
萩「ちょ、勝手に切ったらあぶな...、！」
『今切ったのは遠隔操作を止めるコードです。それに防護服も着ずにタイマーが止まったからって電話なんて...、もし遠隔操作されて爆発したら死んでましたよ！？』
なんて怒っていれば電話越しに兄の声が聞こえる
奏「女の子ってまさか！松田、電話貸して！萩もその女の子に電話渡して！！」
萩「へ？あ、うん？」
萩さん...いや、萩原さんか...が困惑したままスマホを渡してくる...いや、出たくないな...。
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nekonatsu6(プロフ) - すいません💦33と34が抜けてるんですけど間違いですか?間違ってたらすいません！これからも頑張って下さい！応援してます！！ (2022年5月24日 22時) (
レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - 面白くて一気に読んでしまいました!!リクエストなんですが、映画の純黒の悪夢(できればキュラソー救済からの警察側の仲間になる)を読みたいです!!よろしくお願いします。これからも更新楽しみにしてます!! (2022年5月21日 11時) (レス) @page34 id: 3df9c04991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月彗 | 作成日時：2022年5月9日 23時
